今年で4回目を迎えるこのイベントは、メーカーによる出展ブースや 健康相談会、製品サンプリングなどが行われ、多くの方が訪れま した。 最近薬のコマーシャルでOTC薬という言葉を聞きますが、何のこと かご存知ですか? OTCとは「OVER THE COUNTER」の略で、大衆薬のことをい います。なぜかというと、もともと大衆薬というのは、薬局・薬店内 でカウンターの奥の棚に置き、カウンター越しにお客さんに手渡す ことと決められていたからです。 金曜日の開会前、実行委員長の龍角散社長の挨拶がありました。 友人でもある彼は(趣味が一緒)、家庭薬の普及には企業間協力 しかないと組合内に委員会を立ち上げ、私もそのメンバーとなって ます。数々の政策を立案してきましたが、そんな彼は音大卒の フルート奏者という変わった経歴の持ち主。 真ん中のスーツの人が実行委員長 西口イベント広場は、四方八方に出口があるので、人の流れがめ ちゃくちゃ。ほんとは入り口と出口を一つにすれば流れがスムーズ なのですが、東京都の所有で使用条件が決められています。 今回うちのブースは会場のどん詰まり。場所はくじで決まるのです が、当社の担当がくじ運が悪く、1回目も2回目も悪い場所。去年 は彼が都合が悪く、代理で引いてもらったらすごくいい場所が当り ました。ところが、今年また彼が引いたら最悪のどんづまり。 といっても出入り口のそばなので、反対から入れば一番目なので すが・・・ このイベントの目玉は、薬の試供品が配れること。薬事法の規定 により、通常薬の試供品は薬局・薬店・ドラッグストアー内でしか配 布できません。しかしここでは、当局のはからいと、ある薬局のご 協力により、会場内に仮店舗を出店して試供品の配布が実現して ます。 試供品が欲しい人はメーカーのブースへ行って引換券をもらい、会 場内のカウンターでもらいますが、混乱を避けるため、時間ごとに メーカーを別けて配布を行いました。配布時間になると長い列がで きました。 人気があったのは、あるメーカーが出していたハンドマッサージの ブース。来場者の手にクリームをつけてマッサージをしてましたが、 順番待ちの列ができていました。 残念ながら小さなお子さん連れの来場者が少ないので、今回は 大人用の桃の葉ローションをアピール。 余談ですが、今年は猛暑の上に節電の影響か、大人のあせもが 増えたようで、NHKの「あさイチ」から取材がありました。商品を手 に取り、会社名こそ指で隠してましたがそれ以外はバッチリ。朝の 連ドラの後だったので、「見たよ」という連絡が何人かから来ました。 土曜日、家内を連れてまた行きました。 この日は特に暑く、来場者は少なめのよう。特にどん詰まりのうち のブース周辺は人がまばらです。しかし、時間がたつにつれ少しづ つ来場者が増え、立て続けにブースに人が集まりだしました。 私も急きょ参加して、桃の葉ローションの説明をしましたが、「来年 の夏は是非買います」と嬉しい言葉をいただきました。 よくみてると、同じ人が何度も来て、サービス品をもらっていくことが あります。配布数にも限りがありますから、いくらタダとはいえマナー は守っていただきたいものです。 と思うまもなく、会場を一回りしてきた家内が、袋いっぱいの宣伝物 をもらってきました。何も言わないのに、見てるだけで次々袋に入れ てくれたそうです。やれやれ・・・ もらった宣伝物など 当社の配布したウエットティシュ 試供品もいくつかもらってました。 ]]>