スポレクとは、「全国スポーツ・レクリエーション祭」の略で、生涯スポーツ を振興する目的で毎年都道府県が持ち回りで行い、今回で24回目だそ うです。全然知りませんでした。国体と違うのは、勝敗を競うのではなく、 誰もが気軽に参加できることで、県内の21の市と町で約30種目の競技 を行うとか。同時期に「宇都宮ぎょうざ祭り」や「グルメ選手権」が行われ、 わが栃木県がんばってます。 今回のシンボル「とちまるくん」です。 招待されたのは、この行事に協賛してるためです。開会式は宇都宮の 栃木県総合運動公園で行われ、5日・6日は同公園内にて、当社を含め 沢山の協賛企業やお店が出展しました。 私が着いた時は、大勢の参加選手とお客さんでいっぱい。年配の選手 が多いのが目につきます。 入り口 メイン通り メイン通りの正面が、開会式会場の競技場 当社のブースへ行くと、大会会場へ通じるメインストリートのいい場所に ありました。朝からお客さんが多数訪れ、物販も好調とのこと。 今回、うちのスタッフは営業部ではなく、工場から出てもらいました。 人前で声を出すのは勇気がいり、私も得意ではありません。それでも、 馴れないながらも声をかけ、一生懸命接客してくれてました。 対象が女性なので、なおさら張り切っているような・・・ 開会式が始まる30分前に競技場内へ入ると、開会前のアトラクションが 始まりました。栃木県の星、漫才コンビの「U字工事」がゲストで現れま したが、観客席から遠く、豆粒・・・いや、救命丸の粒より小さい。掛け合 いで話が始まりましたが、この雰囲気ではちょっとすべり気味。 その後、勇壮な日光の並木太鼓と、烏山の「山あげ」が演じられました。 実家から烏山は近いですが、「山あげ」は初めて聞きました。別名野外 歌舞伎ともいう伝統芸で、烏山特産の和紙で作られた大掛かりな舞台 背景の高い山などを立てる(あげる)ことから「山あげ」と呼ばれている そうです。その背景がパタパタと代わり、稲妻が出たり滝が流れたり、 まるで「欽ちゃんの仮想大賞」のよう・・・なんて、怒られます。 定刻になっていよいよ開会式が始まりました。 栃木県知事が開会宣言し、文部科学副大臣の挨拶、あとは誰だったか・・ しかしまあ、日本体育協会とか日本レクリエーション協会、全国体育指 導委員連合など、いろんな財団法人の団体があるもんです。 挨拶の中で、制度が変わって今回の栃木大会がスポレクの最後という ので驚きました。 選手団の入場が始まり、栃木県を筆頭に南から順番に各県の選手が 壇上を通り紹介されます。終わりに近づくと、秋田県の次が北海道。 震災で被災した宮城・福島・岩手県は最後のようです。そうわかったと き、もう目がウルウルきました。何を隠そう、私は人一倍涙もろいので す。3県の選手団が壇上に現れた時は、写真を撮りながらもう涙ボロ ボロ。たぶん知らない人が見たら、被災者の家族と思ったことでしょう。 会場の大きな拍手で迎えられました。 選手入場が終わり、選手宣誓が行われて、開会式は終わりました。 帰ろうとすると、高根沢町の町長に声をかけられました。涙を流してい るところを見られないでよかった! 再びブースに戻り、販売のお手伝い。 お子さん連れも沢山みえてましたが、都心と違うのは、2人・3人とお子 さんを連れてる方が多かったことです。 次から次へと人が通るので、声をかけるのが大変ですが、ローションの デモを行うと、半分は足を止めて話を聞いてくれます。見せるだけの展 示会と違い、販売ができるとやりがいが違います。 また、いろいろな意見が聞けたり、「救命丸って高根沢にあるんだ・・」と いう声もあり、参加した意義があったと思いました。 翌日は残念ながら雨。私はこの日は行けなかったのですが、さすがに お客さんも少なかったようです。それでも当日チームはがんばって販売 を伸ばしてくれました。1日だけでも雨が降らなくてよかったです。 開会式で配られたパンフレットを見ると、協賛企業欄に有名企業名が並 ぶ中、当社だけに「栃木県高根沢発祥 創業1597年」というキャンプション が付いてました。大変誇らしく、嬉しかったです。 お知らせ 11月 7日発売の週刊現代「社長の風景」に掲載されました。 よろしかったら見てください。 ]]>