一万燈祭の復活  驚きの結果 当日  

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模擬店のテントが揃いました。前のドウダンを切っておいてよかった。 DSC_0213.jpg 薬師堂、観音堂の前と、堀沿いに11基の灯篭。これは50年前のを保存していたもの で、夜になると灯りがつくように配線してます。 DSC_0009.jpg お盆休みの間にFM栃木が来て、生番組の取材を受けました。長いアンテナを付けた 中継車と大勢のスタッフが来るかと思ったら、普通の車とたった二人。大きな機材もな く、ポーチの中に小さな箱だけです。技術の進歩にビックリ。緊張のうちに生放送は終 わりました。 レポーターのトム、こと、戸室さんです tomu.JPG 一万燈祭の前日までに、そのラジオ放送の他、朝日や読売の地方版、地方紙などに 告知が載り、その他、チラシも作って、駅や公共施設、学校などにも貼ってもらいまし た。 一万燈のチラシ %E3%81%A1%E3%82%89%E3%81%97.JPG 当日のメインは、やはり薬師堂のお参り。それと、史料館や、むかし救命丸を調剤して いた誠意軒です。それだけでは寂しいので、近くの幼稚園児、保育園児による、子供 神輿三基が参加してくれることになりました。小さな幼児のお神輿が楽しみです。 スケジュールは、9時に住職がみえて身内だけで読経、3時半に開会して、子供神輿 は4時出発の予定です。 お客さんは、車以外の交通手段がないので、近くの保育園と小学校に駐車場を借り、 3台のシャトルバスで送迎。社員だけでは人手が足りないので、町や関連施設から 15人ほど手伝いに来ていただけることになりました。姉夫婦、義理の妹、義理の叔母 も総動員です。あとは天気と、どのくらいの人出があるか・・・ 天気予報は「曇ときどき雨 ときどき強く降る」。あ~あ。 さて当日、もしやという一途の望みも虚しく、朝起きたらやはり雨。ガッカリ。 ところが、住職がみえるころには雨が止み、、読経が始まると真夏の日差しになってき ました。50年ぶりのお祭りに、薬師如来様もお喜びなのでしょう。 開会式の前に、18代当主らしく浴衣に着替えました。救命丸の浴衣もあったのですが、 歓楽街に繰り出した温泉客みたいなのでやめました。歩きまわって帯が緩んでます。 059.JPG いよいよ開会の時間が迫ってきました。 県知事(の代理)や、町長、商工会会長など、町のお偉方や、マスコミも来る予定です。 ここまでして、お客さんが来なかったらどうしよう・・・ だんだん心配になってきました。 最初のシャトルバスが到着し、お客さんがみえました。すると、15分おきに到着する バスから、次々とお客さんが降りてきます。お子さん連れのご夫婦やお年寄り、小中 学生もいます。 開会式の時間には、会場にかなりのお客さんとなり、ホッとしました。 挨拶は、私、知事代理、町長、商工会会長と、飛び入りの国会議員(法務副大臣)。 国会議員さんとは初対面ですが、新聞の告知を見てわざわざみえたそうです。 町長の挨拶。義理の兄に写真係を頼みましたが、私の挨拶の写真だけありません。 DSC_0284.jpg 飲食関係は、最初社員がやるつもりでいましたが、ノウ・ハウがわかりません。まさか、 家庭用の鉄板を並べて焼きそばを作るわけにも行かず・・・そこに助け舟が。 商工会青年部の飲食店さんが機材の提供と、有志が手伝ってくれることになりました。 結果模擬店は、焼きそば、フランクフルト、ポップコーン、かき氷、飲料、綿アメと、お祭 りらしく揃いました。 044.JPG 043.JPG 地元の有名なお菓子やさんや、お祭りに欠かせないおもちゃ屋さんも出店してくれるこ とに。さらに奥の書院では、お茶の先生が、抹茶とお菓子を出していただけます。また、 町のボランティアの方々が、シャボン玉や、むかしの遊びを教えてくれることになりまし た。 DSC_0299.jpg%E5%88%97.JPG 書院のお茶会も好評で、お菓子が追加になりました。ここは姉と義理の妹が担当。 呼び込みが功を奏したそうです。 祭りといえばお神輿。いよいよお神輿の出発です。担ぎ手が 幼児とあれば、盛り上が らないわけがありません。長屋門を出発し、中庭を一周して薬師堂へ。そのまわりに、 大勢の御父兄と大人がついていき、大写真大会です。 長屋門を出発 %E3%81%BF%E3%81%93%E3%81%97.JPG 薬師堂の前で休憩 %E8%96%AC%E5%B8%AB%E5%89%8D.JPG 暑さに負けず、元気いっぱいです。 %E3%81%8B%E3%81%88%E3%82%8A.JPG お神輿が終わりると、私が一人づつにごほうびのお菓子を手渡ました。そのころ、遠く の方でカミナリが。だんだん雲行きが怪しくなってきました。 こんなに沢山のお客さんが来たのは予想外でしたが、さらに予想外の出来事が。フラ ンクフルトが早々とソルドアウト。さらに、人気のポップコーンの器械が壊れました。 そして突然の夕立。すぐに止みましたが、お神輿が終わった後でほんとによかった。 実は私の長男は、干ばつ地帯に派遣したいほど、鉄板の雨男。イベントの時は、いつ も必ず雨が降るのです。でも、われわれはラッキーでした。ちょっと離れた町では、豪 雨のために列車が止まり、祭りが中止になったそうです。 休憩所も薬師堂も史料館も、お客さんでいっぱいです。 %E3%81%86%E3%81%A1%E3%82%8F%20%282%29.jpg %E8%96%AC%E8%88%97.jpg %E5%8F%B2%E6%96%99%E9%A4%A8.jpg お茶会の席に行くと、80個用意したお菓子が完売となり、最後のお客さんが召し上が ってました。私も一服したかったのに残念です。姉によると、希望者が殺到し、何人も お断りしたそうですが、その中にはあの国会議員の方もいらしたとか。いやはや、姉の やることは・・・ %E3%81%8A%E3%81%A1%E3%82%83.JPG 夕方になると、灯篭が灯りが灯り、夜祭らしくなって来ました。レポータのトムさんも、ま だ取材を続けています。お客さんも、まだまだいらっしゃる様子。 まわりに街路灯がないので、真っ暗になると灯りがきれい。一日だけではもったいない 感じです。 DSC_0123.jpg 投光器の灯りがつき、いよいよ終わりが近づきましたが、町長も役員の方も、最後ま でいてくれました。そして最後は、どしゃ降りの雨でおひらき。やっぱりご先祖とお薬師 様が守ってくれたのか・・・ 来場いただいた人数はカウントしなかったのですが、焼きそばの売れた数から推察す ると、7~8百名はみえたのではないかとのこと。300枚用意したうちわは、あっという 間になくなりました。 P8261597.JPG ふだんいらっしゃらない、若いご夫婦や子供たちに、史料館を見ていただいたのは意 義がありました。さて来年は、どうすればみなさんに喜んでいただけるか・・・ ]]>

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