戦車とアニメと町おこし

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いまどこの地方でも、町おこしにやっきですが、そこに何か観光 資源がないと人は呼べません。だからB給グルメやゆるキャラな どを創るわけです。ただ、うちも地元の観光協会に入ってますが、 お金もかかるし、なかなかいいアイデアもありません。 ところが茨城県の大洗町は、あることで若者たちの聖地と化し、 訪れる人が急増しているとか。 それは、昨年BSで放送された「ガールズ&パンツァー」(略して ガルパンというそうです)というアニメの影響です。タイトルを聞 くとなんのこっちゃかわかりませんが、「パンツァー」とはドイツ語 で戦車のこと。つまり少女と戦車…と聞いてもわからないですね。 物語を説明すると、戦車を使った武道である「戦車道」が華道や 茶道と並び大和撫子のたしなみとされている世界を描いたアニメ で、戦車を美少女達が運用するという、ミリタリーと萌え要素を併 せ持つ作品です(Wikipediaより)。 説明を聞いてもまだピントこないでしょうが、要するに女子高生が 実物の戦車に乗って、他の女子高と戦うというむちゃくちゃな話 です。さらに、実弾を使って戦車を破壊されても、彼女たちは怪我 などしないという超常現象? しかし、これがオタクの心を捉え、 いまや空前のガルパンブームとなりました。まあ、私としては、海 に沈んだ大和を宇宙戦艦に改造するより少しは現実的かなと。 ガルパンの主人公をモデル化したプラモ誌の表紙。 ガ034.JPG じつは私も、家内に教えてもらって見てました。女子高生アニメ に興味はないですが(ホントです)、専門的な話とディテールが細 かく描かれていて、モデラーとして興味深く見てました。友人の 某社長に教えたところ、彼はハマってDVDを全巻買ったそうで す。戦車と女子高生のどっちにハマったかは定かでありません。 そのアニメに、大洗町の店舗や宿泊施設、交通機関、役場や商工 会などが協力・応援しており、街並、各種施設がほぼ忠実に描か れて、一部のお店が実名で登場しています。そこにガルパンファン が押し寄せ、戦車が突っ込んだ(という設定)旅館を見に行ったり、 主人公が行きつけのとんかつ屋で食事をするのが喜びなのだとか。 うーん、それはわからん。 観光協会のホームページトップもこの通り 観光協会 ガルパンブームで盛り上がっているのがプラモデル業界。物語に 大戦中の戦車や現役の自衛隊戦車が出てくるので、いまや空前 の戦車プラモブームなのです。いままで売れ残って倉庫に山積み になっていたのが、主人公が乗っているというだけで品切れ状態 になったとか。プラモの雑誌もガルパン特集の時は売り切れにな るそうです。 もう一つ、人気?が出たのが、なんと陸上自衛隊。毎年8月に富 士で公開演習が行われますが、今年の見学希望者は昨年より3万 人も増えたとか。評論家が「集団的自衛権の拡大問題で国民の関 心が増えたのでしょう」と言ってましたが、じつはガルパンファン が押し寄せたなんて知らないでしょう。また、自衛隊の戦車を特 集したDVDが、オリコンの週間ランキングで総合1位になった というから驚きです。 その自衛隊も大洗町とコラボして、町のイベントに最新型の10式 戦車を展示したら、去年の5倍の3万2千人が訪れたそうです。 自衛隊も頭が軟らかくなりました。 でも、誰が仕掛けたのか頭いいですね。 高根沢町でも、女子高生が農家を再生するなんてアニメを作った ら、農業を体験したいという若者が集まって来ないかなあ。 日本のアニメはアジアでも人気だそうですが、さすがにこれは 韓国や中国に輸出できないでしょうね。 ]]>

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