まず碓氷峠のめがね橋を見に行きました。この橋は明治 時代に建造され、当時は急な勾配を上り下りするため、 機関車に歯車の付いたアブト式を採用してました。 当時のアブト式鉄道 めがね橋は国道18号のそばにあります。最近は高速しか 通らないので、行くのは久しぶり。しかも車を停めて見 るのは初めてです。橋を下から見上げるとレンガ作りで 堂々たるもの。横の道を登って橋の上に出ましたが、 もうグロッキー。線路跡の遊歩道を歩いてみたかったけ ど、もうその体力がありません。 次に、信越線路の横川駅に併設された鉄道文化村に行き ました。ここにはいろいろな機関車が保存してあり、前 から見に行きたかったところ。アブト式の機関車はもち ろん、その後に作られた碓氷峠専用の特殊な電機機関車 も数台ありました。 その電気機関車がこれ。電車や列車(客車・貨車)の後ろ に2両連結し、登りは押上、下りはブレーキの役目をし たのです。新幹線が出来て碓氷峠線が閉鎖になり、すべ て引退しました。 電車用、列車用の一人二役の連結器。間近で見れるのも マニアにはたまらないでしょう(私はマニアではありません)。 アブト式の代表的な機関車 関門トンネル用のステンレス製(防サビ対策)機関車。 なぜか群馬の山の中に。 国鉄初の流線型機関車。この色とスタイルがいいですね~ 大阪行きの特急つばめも引いてました。。 マニア垂涎のD51。ドームが長いのは東北型・・・って、 説明書を見なくても言える私はやっぱりマニア? 雪かき用のラッセル車。むかしは雪深かったのでしょう。 さらに、旧信越線のレールを使って、実物の機関車を運 転することができるそうです。3万円で学科を受け、運 転料は5千円とか。70回以上やった人がいて、そんな に好きならJRに入ればいいのに。 右端のライトが付いてる機関車が体験用。かなりの距離 を運転できるようです。明日富岡製糸場やめて運転しよ うかな。 建物の中には、巨大な鉄道模型のレイアウトが。アブト 式の機関車と信越線の3重連機関車、新幹線が並走する のが見れるのも模型ならでは。 みんな特別興味がなくても、あっちこっちで写真を撮っ て2時間近くいました。明日のフィルム・・じゃなくて 容量が足りなくなりそう。でも、めっちゃ寒くてもう 限界です。 しかし、これで入場料500円(JAF会員がいたので 450円)は安い! すると長野組から電話があり、とっくに旅館に着いてる のに何してるんだと言われてしまいました。 メインの世界遺産はすっ飛んで、すっかり鉄道マニアの ようなブログになって長くなってしまいました。 ついに第3部に突入です。 つづく ]]>