後日現場検証に行きました。こんな川に落ちたの!? 元気?になった次郎。歩くだけでヨロヨロ。頭をぶっ つけながら歩いてました。でもよかったねえ。 あとで奥さんに聞いたら、犬が4匹、猫が20匹もいる そうです。ふらふら歩いていた犬を保護したり、いつ のまにか居ついた猫がいたり。メスには去勢をし、病 気になれば獣医さんに連れてって診てもらうのだそう です。もも太郎という犬は、そこら辺にある物を何で も食べ、2度も開腹手術をしたんだとか。 稼ぎが全部その費用になると言いながら、ささやかな 生き甲斐だと笑みを浮かべて言ってました。ここで飼 われてる犬や猫は幸せです。 鳥のフンの臭いさえ我慢すれば・・・ 話しは変わります。 実家に行くとき、いつも通る交差点の角に、犬を飼っ てる家がありました。零下の夜も、真夏の炎天下も、 外のコンクリートの上の犬小屋につながれっぱなし。 そこを通るたびに家内と可哀そうにと言ってました。 お風呂も全然入っていないらしく、写真を撮ろうと近 づいたらものスゴイ臭い。でもシッポを振ってくれま した。 その犬を、うちでは映画やテレビで有名になった 「わさお」と呼んでました。わさおはいつも一人ぼっち かと思ってましたが、たまにおばあさんが頭をなでに 来たり、おじさんに散歩に連れてってもらうときは千切 れんばかりにシッポを振って喜んでました。 そこを通るか信号で止まるときに見ていただけですが、 十数年間わさおを見続けて来ました。 でも、今年になってわさおの姿が見えませんでした。 そしてその次通ったときは犬小屋もなくなって・・・ 幸せは人それぞれ違うといいますが、犬にとっての幸 せもそれぞれです。 わさおもきっと幸せだったことでしょう。 ]]>