などと思っているうちに、初午が近づいてきてしまい、重い 腰を上げました。 神社の色といえば赤ですが、ホームセンターで売っている赤 とはちょっとイメージが違います。そこでネットで調べると、 ちょうど鳥居用の塗料というのがありました。色は2種類あ って、伏見稲荷のようなオレンジに近い赤と、よく見かける ちょっとくすんだ赤(スカーレット)。後者をアマゾンで頼み ましたが、店頭で売っているのより倍近い値段でした。 水性なので木部の塗装に向いてるかも。 祠の屋根はサビサビです。まずはグラインダーとヤスリで さび落とし。でも、下の塗装が完全には剥がれない。上から 塗ったらムラになるけど・・・まあいいか。 鉄門を塗った残りの黒をローラーで塗りました。 本体は、失礼ながらブロアーで埃とゴミを吹き飛ばしました。 木部の古い塗料は剥がすのが難しい。グラインダーで削って 下地を傷めたら元も子もありません。やすりで地道に剥がし てましたが途中で挫折。剥がれかけた塗料だけ取って上から 塗っちゃえ! 広い面積はローラーで。狭い所は刷毛で塗ります。 つやありの塗料なので、塗るとピッカピカ。艶消しの塗料は、 光の反射を減らすため、表面がざらついているので持ちが悪 いそうです。そういえば、むかしプラモ塗料にまだつや消し がなかったころ、つや消しにするには粉歯磨きを混ぜました。 赤は色の隠ぺい力が弱いので、プラモでも発色をよくするに は一度グレーを塗ったりします。でも、祠をグレーに塗る勇 気がないので二度塗りすることにしました。その場合はしば らく乾燥させるので、再塗装は次回。 2週間後に来ると、色が少し落ち着いた感じになってました。 2度塗りすると、下地の透けが無くなくなっていい感じ。 塗装に夢中になり、気が付いたら両手が真っ赤。どこかで事 件を起こしてきたみたいです。水性とはいえ、洗ってもシンナー でも落ちません。 翌々日地元の会合があり、みんなに「どうしたんですか!?」と 聞かれました。まさか神社を塗っていたとも言えず・・・ 完成した翌日に大雪になりました。 ]]>