というのも、平成元年の大嘗祭に秋田の米が献上されると 決まったとき、その町の町長が襲われたり、役場に投石さ れた事件があったから。 普段、高根沢町に警察官は10人もいないのに、発表され てから400人も増員されたのだとか。 そんなに大変なら公表しなければいいのにと思いますが・・ そういう意見もあったそうですが、宮内庁の方針で発表。 町民にとって大変名誉なことではありますが、その費用は 全部高根沢町の負担になったそうです。 高根沢で採れるお米は何種類かありますが、ほとんどは コシヒカリ。でも、それでは特長がないので、県と相談し、 献上米は「栃木の星」に決めたそうです。知名度を上げ たかった県の思惑もあったのでしょう。
その成果はあり、地元のスーパーでは売切れ続出。とくに、
献上米を作った農家の米は即完売したそうです。
せっかく知名度が上がったのだから、ふるさと納税の返礼
品にすればいいのでは?と聞いたところ、そうはうまく
いかないようです。
![](https://www.uzukyumeigan.co.jp/wp-content/uploads/2020/01/715GIlhaU3L._AC_UL320_ML3_1-197x300.jpg)
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「栃木の星」を作りたいという農家が増えたのはいいけれ
ど、マイナーな品種だったために苗が全然足りなく、量産
されるのは来年だとか。それまで知名度を維持しないと・・
話は変わって、大嘗祭に招待された方の話も聞けました。
皇居に着いたのが夕方4時で、バスで大嘗宮に移動したの
が5時。大嘗宮の前に並んだパイプ椅子に座って待ち(当然外)
儀式が始まったのが6時半。それからが大変だったそうです。
大嘗宮内の灯りはロウソクのほのかな光だけで、儀式は
ほとんど見れず、音も一切無し。その儀式が2回あり、終
わったのは朝方の4時でした。
シーンとした中で、当然私語もスマホも禁止ですから、
まんじりともせず、ひたすら東京の明るい夜空を眺めてい
たとか。
ニュースで見ると一瞬でしたが、大変だったのですね。
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