路面店も見渡す限り。 日本では漢方薬局でしか見れないような薬草や薬用人参、 霊茸などが無造作に店頭に並んでいます。凄いのはそれ ぞれに専門店があり、人参だけでも何種類も並んでます。 人参(薬用)専門店 種類が多くて、名前を聞いても忘れました。 日本で高価で売られている冬虫夏草(蛾の幼虫に寄生した キノコ)の専門店もあちこちにあり、山のように冬虫夏草 の入った袋が店頭に山積み。ありがたみが薄くなります。 冬虫夏草の専門店が何件も。 霊芝専門店。巨大な霊芝がゴロゴロ。 いわゆる朝鮮人参の専門店。立派なケース付きで、天然物 の10年経物ってるのは日本円で120万するそうです。 ブランドバックではありません。人参のケースです。 中国では容器や包装にこだわるようで、よくおみやげに 頂くお茶の箱も超豪華。でも、手荷物に限界があるので、 泣く泣く箱をホテルに置いていくこともありました。 これも日本でおなじみの鹿茸(鹿の角)専門店。 乾燥したミカンの皮だけを売っている店がありました。 陳皮といって日本でも漢方の原料として使われてます。 その他「ほんとに食べるの?」と思うような食材が・・・ タツノオトシゴ専門店 ヒトデ専門店 ワニの手専門店 カブトガニの幼虫・・じゃなくて幼蟹専門店。それも大量に。 こんなに採っていいのだろうか。 これは・・・? もっと珍しい、魚の浮袋専門店や、動物のオ●ン●ン専門店 がありました。鹿のとか犬のとか・・・ 昨夜の食事に出なくてよかった!! 日本の薬事法と違って、食材と薬の線引きが曖昧のよう。 まさに医食同源です。 これらをどうやって食するのか聞くと、主にスープに入れ て飲むそうです。だから広州料理はスープが多いのかな。 容器の専門店もあります。ここで材料を安く仕入れ、高そ うな容器に詰め替えて売るのでしょう。 ガラスの容器も多種多様。欲しいと思ったのがありました が、買って帰ったら「何入れんのよ!」と絶対怒られる。 ここには中国全土から買いに来るそうで、それぞれのお店 が儲かっているというから凄い。 中国の奥の深さを感じます。 ]]>