在宅が多くなったせいで、うちで毎日コーヒーを飲む習慣になり
ました。といっても、せいぜい1日1~2杯ですが。
以前は、うちでコーヒーといえばネスプレッソマシンのカフェラテ
でした。カプセルに粉が入っているタイプで、豆の種類はいろいろ
ありますが、誰が煎れても味は均一です。
その後同じくネッスルのお茶マシーン(正式名不明)を買い、しばら
くはお茶ブームとなってました。これもカプセルタイプで、紅茶・
煎茶・玄米茶・ほうじ茶・ハーブティーとありますが、美味しい
お茶がいつでも均一の味で飲めるので愛用してました。
![](https://uzuyoshihiro.com/wp-content/uploads/2021/10/DSC_3605-300x222.jpg)
ところが、お茶のカプセルはコスト高だったらしく、だいぶ前に製
造中止になりました。なんでも原料をスイスに送って作っていた
そうで、そりゃコストもかかったでしょう。
うちは最後に沢山カプセルを買いだめしたので、まだ数年は持ちそ
うですが、メーカー都合で販売中止だなんて、知らずに最後に器械
を買った人はかわいそうです。
でも、最近はちょっと飽きてきて、原点回帰で普通のコーヒーを飲
むようになりました。
ある日妻が、通販で、いろんな芸能人が薦めてるコーヒーメーカー
を買いたいと言いだして。コーヒーメーカーというと、むかしまだ
出たての頃、新し物好きの父が買って来たのですが、プラスチック
臭くてそれがトラウマになっていました。
これはミルとコーヒーメーカーの一体型で、豆を入れるとミルで
粉砕し、自動的にろ過されるそう。
燕三条にあるメーカーの商品で、有名なバリスタとの共同開発。
粉のひき方、お湯の注ぎ方、温度(87度)にこだわり、誰でもプロの
味が出せるとか。もちろんミルの刃は燕三条製。
録画した通販番組を見させられ、30分も説明を聞かされると洗脳さ
れてきます。
「まあ、そんなに変わらないと思うけど買ってみたら?」
30年ぐらい前の007の映画に、ボタンを押すと豆を挽いてドリップ
されたコーヒーが出てくるという器械が出て、こんなのあったら
便利と思ってましたが、いまほぼほぼ実現するとは。
長生きしててよかったです。
器械が届き、用意していた豆をミルに、水をタンクに入れます。
普通ドリップだと豆は一人1杯ですが、これは2杯近くでコスパが
悪い。スイッチを入れるとゴリゴリと豆を挽きだし、しばらくして
からお湯が放射状に注がれます。ちょっと時間がかかるので、朝の
忙しい時間には不向きかも。
![](https://uzuyoshihiro.com/wp-content/uploads/2021/10/DSC_3603-300x206.jpg)
挽きの粗さをいろいろ調節できますが、その違いはよくわからない。
いつでも均一の味が出せるというけど、豆の量の微妙な差でだいぶ
味も違います。
息子はコーヒーに関していろいろウンチクを語りますが、われわれ
はよく知らないし、そんなに豆にこだわっていないので、結局お店
のおすすめを買って挽いてます。
我々の目指す味は、うちの会社の裏にあった喫茶店のコーヒー。
でも、このコロナ禍のせいか閉店してしまい残念です。
最後にレシピを伝授してもらいたかった。