コカ・コーラ VS ペプシコーラ 追記あり

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先日、衛星放送のスカパーで、上記のようなタイトルの番組をやって
いて、コーラ好きとしては興味深く見ていました。

 

日本ではコーラといえばコカ・コーラで、圧倒的なシェアだと思いま
すが、世界的にいうとペプシコーラと二分しているのだとか。
ちなみに、日本のコーラ愛飲家のアンケート調査では、コカ・コーラ
派(以下CCとします)は65%、ペプシ派は36%だそうです。

 

日本でCCが成功したのは、CMに若者を使ったきれいなイメージ
戦略がよかったのだと思います。一方ペプシは、年配の方は覚えてる
でしょうが「目隠し飲み比べテスト」という泥臭いCMが印象的。
日本ではこういう手法の広告は受け入れられなかったようです。
販売もCCは独自のルートを作りましたが、ペプシは現在、ダイドー
やサントリーに委託しています。

 

一方、アメリカでは比較広告が成功し、ペプシはかなり売上を伸ばし
ました。焦ったコカ・コーラ社は、1985年に味を変え、ニュー・コーク
として発売し、アメリカのテレビニュースのトップになるぐらいでし
た(知らなかった!)
でもそれが大失敗で、多くのコークファンが味を変えるなと怒り、
デモまで起きたそうです。「コークは俺たちのものだ」と言って。
売上も落ち、コカ・コーラ社は再び元の味のコークをclassicとして
発売。ファンを取り戻したそうです。

 

アメリカではCC派とペプシコーラ派に別れ、大統領が代わるとホワイト
ハウスの中の自動販売機が入れ替わるのだとか(政治資金の関係もあ
るでしょうが)。

 

スペースシャトルに初めてペプシが積まれたとき、CCがごり押しで
一緒に載せたそう。で、宇宙で飲んだコーラの味は?というインタビュー
に船長は、「どっちもまずかった。やっぱりコーラは冷えてないと」
と答えたそうです。しゃれてますね。

 

アメリカ人はコーラ好きで、フードコートで買うと花瓶のような大き
な紙コップを渡され、それもおかわり自由だったりするから太るはず。
いまは健康志向でいろんな飲料が増え、ダイエットコークが売れてる
そうですが私は後味が嫌で好きになれません。

 

初めてコークを飲んだのは小学生の頃で、母が買ってきたのを1口飲
み、薬のような味に吐き出した覚えがあります。その後も好きになれ
ず、ファンタグループを飲んでました。
妻とのデートでも、妻はコーク、私はファンタでした。

 

むかしは、瓶を酒屋さんに持って行くと10円返してくれました。瓶を
作るコストが高かったのでしょう。
瓶の底辺に小さな丸か四角の窪みがあり、「これは甘さを区別してる」
なんて真しやかに話してましたが、いま考えるとバカみたい。
正解は、瓶の製造メーカーの区別だつたようです。

 

他のジュースが200mlのスリムな缶の時代に、コークの500ml缶が発
売され、とても巨大に見えて、一人では飲み切れませんでした。
いまでは普通に飲んでますが、最近は意識的に残すようにしています。

最近はもっぱら小さいサイズ(250ml)。

そもそもコークは、140年前にアメリカの薬局の薬剤師が、コカの実
を入れて元気の出る薬を作ったのが始まりといわれ、ある日、水で薄
めるのを間違って炭酸を入れ、コカ・コーラが出来たそうです。
もちろん、いまはコカなんて入っていませんが、会社は入れてたこと
を認めてないようです。

 

コカ・コーラのレシピは絶対秘密。全世界でも3人しか知らないそ
です。まさか、昔の救命丸みたいに口伝ではないでしょうが。
インド国内で販売する条件にレシピを教えろと言われ、インド市場を
めたという話もあります。

 

一方ペプシコーラも、やっぱり薬剤師が消化不良の薬として考え、
化酵素のペプシンからペプシとしたらしいです(聞いたら美味しくなさ
そう)。
どちらも薬だったというのが面白いですが、あの大量の砂糖(500mlで
角砂糖10個)が入っているのは、薬としてどうなんでしょう。

 

私の格言「おいしいものは身体に悪い」

 

むかしむかし、コーラは健康に悪いというネガティブキャンペーン
みたいなのがあり、学校の先生が「ネズミの血管にコーラを注射した
ら死んだらしい」と真顔で話してました。血管に異物を入れたらコーラ
じゃなくても死にますよ。当時の先生の見識を疑います。

 

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