松てんまつ記

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だんだん暑くなってくると、雑草の伸びも凄いですが他の植物もすく
すくと育ってきます。とくに松はツクシのような芽がニョキニョキと。
見た目もよくないし放っておくと枝になって大きくなってしまいます。

実家の周りの家に松はふつうにあるので、みんな自分で選定している
様です。でも、うちには15本ぐらいあるので大変。
門の入口の古い大きな赤松はもちろんプロに頼んでいますが、その他
は近所の岩本さんにお願いしていました。でも、今年はちょっと無理
みたい。

 

シルバー人材センターに問合せたところ、最近ハシゴから落ちて亡く
なった人がいるので、背の高い松は引受けられないと言われました。
さて困りました。

 

いろんな木の剪定はたまにしてますが、松は低くて小さいのしかやっ
たことがありません。やり方を聞いてもよく分からないし、ものすご
く時間がかかるので嫌になります。だから大きな松をやろうなんて考
えたこともありません。。

 

でも、そうも言っていられないので、YouTubeで松の手入れというの
をいろいろ見て勉強し、挑戦することにしました・
そしてわかったことは枝は大胆に切らなくてはダメということ。
どうしても松という品格から枝を切るのを躊躇し、松葉の部分だけを
すいてい剝くたのですっきりと出来なかったようです。
伸びた大きい芽は切り、小さい芽は残すのだとか。

 

あとはやる気と根気と、ちょっとした勇気。3.5mのハシゴに乗ると、
やっぱり怖いですが、やってるとだんだん要領がわかってきました。
ちなみに松は必ず上の方から選定すること。子供のころ松葉相撲を
やったことがあると思いますが、松葉はピンセットのように対になっ
ているので切って落ちても下の枝に引っかかってしまうのです。

 

2種類ののハシゴと、いろんな道具を駆使。小型チェーンソーで太い
枝を切り、剪定鋏で細い枝を。そして芽切狭で芽を切ります。
半年入荷待ちした片手用の小型チェーンソーはスグレモノでした。

普通の家庭でこんなハシゴはなかなかないでしょう

やってみると意外に才能あるかも。
でも、半日もやっているとだん気力が無くなります。結局3日間の
午前中だけで大きい松を3本、小さいのを1本選定しました。
前は小さな松を1日がかりでしたが、今回は30分と大進歩。
でも、あと12本かあ。それに玄関前の大物が残っています。
やっぱり、誰かにお願いしようかな。

 

ビフォー

アフター

 

ビフォー

アフター

と思っていたら、隣の岩本さんが来て「松やったんだねー」と。
出来栄えが悪く見るに見かねて来たのかと思ったら、「よくできてるよ、
十分だ」と褒められました。
そして「玄関前の松も頼みますね」って・・・え~!

 

松葉の先がチクチク刺さり、腕がこんなに腫れました。

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三社祭のおもいで