秋の気配と川下り

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9月の後半になって、やっと猛暑が治まってきました。
真夏日だった翌日にいきなり涼しくなり、冷房を25度に設定して
いた車のエアコンが、翌日には暖房に代わっていて驚きです。
先日、まだ暑いと思って、庭仕事の後に食べる氷菓子を買いだめ
しましたが、来年の夏まで在庫になりそうです。

9月の最初の連休に、義理の叔母の一周忌を少人数の家族だけで
行いました。菩提寺は、570年以上前に開山された高根沢町の
浄蓮寺で、宇津家とは何百年も前からのお付き合いです。

 

長男一家と一緒に、お寺に遺影、位牌、お花、果物、お菓子など
を持参し、仏前に供えて読経して頂きました。
読経が終わるとそれらを持ち帰り、東京から来る弟夫婦を待って、
一緒に墓参り。1年なんてあっという間です。
その後、叔母が好きだった宇都宮のステーキハウスで、一緒に
食事をしました。ここは「宮のタレ」の元祖となったお店です。

真夏のような暑さの中、一週間ずーっと草刈りをしてたので、慰
労の為と理屈をつけ、鬼怒川温泉に一泊で行ってきました。
実家からは一般道でも1時間ちょっとの距離です。
先日、農機具で太ももをザックリ切ったばかりだったので(傷は
浅いですが)、猿や鹿のように温泉でどのくらい治るか興味津々。
効果のほどは・・・よくわかりません。

 

ホテルのそばに鬼怒川ライン下りの乗り場があるので、翌日の
チケットを予約しておきました。私は6年前に友人たちと乗った
のですが、妻は初めて。

 

定刻より50分も前に行きましたが、予約した便は満席。ちょうど
ホテルをチェックアウトする時間だからでしょう。
妻は「早すぎる!」と文句を言っていましたが、おかげで船の1番
前の席になりました。

 

30人乗りの舟に、前と後ろに船頭さんが乗ります。最近、初めて
アジア人の船頭さんが誕生したのだとか。
満席なので横3人でギュウギュウですが、一番前だけ2人で楽々
でした。でも、波がある所では波よけのビニールを持ち上げなく
てはならず、シャッターチャンスを逃し気味。

年寄りの面白い船頭さんがガイドをしてくれました。
「いままで乗せた一番有名なお客さんはレオナルド・ディカプリオ
で、貸し切りで乗せたはいいけど、話を通訳してくれないので
40分ずっとみんな無言だった」と。
え~!その話前に聞いた。友人たちと来た時と同じ船頭さんだー。

でも、その人が船頭さんになったのが5年前だそうで、あれ?
しかも、その前にディカプリオが来日したのが2016年。計算が
合わないけど・・・もしかしたら都市伝説? まっ、いいか。

 

ダム湖の所が終点で、舟を降りると道路沿いのドライブインで迎
えのバスを待ちます。来るのに20分ほど待つのだとか。
でも、1時間に1本しか舟はないのになんでそんな待たせるの?
その間、お客さんは売店で鮎を食べたりビールを飲んだり・・・
そうか!それも商売のうちなんですね。

 

歳をとるといろんなことを考えます。

 

ついてなかった一週間 週末のどんでん返し