ガジェット※奮闘記

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2人の先生に心電図計を買うことを勧められたので、さっそく量販
店に見に行きました。
※ガジェットとは電子機器小物のことです。

 

最初に家庭用の心電図計を見に行くと、まあまあする価格。
当然ながら持ち歩くのには不向きで、測る時は端末を両手で持た
なくてはなりません。

 

次にAppleウオッチの所に行って説明を聞くと、腕に着けながら心電
図が測れるだけでなく、心拍数や睡眠時の呼吸数、酸素濃度なども
わかる優れものでした。
だけど価格は心電図計より高く、最大の問題はiPhoneを持っていな
いと操作が出来ないということ。私はずっとAndroid派なのです。
携帯を替えてまでは・・・・

 

GoogleウオッチならAndroidに繋がると聞いて売場に行きましたが、
残念ながら心電図計は付いていませんでした。
ネットで心電図が測れるスマートウォッチを激安で売っていますが、
あまり安くても信頼性がどうなのか。

 

ひとまず帰って考えようと思い、ついでにiPhone売り場を覗いたら、
iPhone14のセール中。2年後に本体を返せば頭金なしで月々470円
でよいとのこと。これって・・・ホントに?
まあiPhoneは16まで出ているから、在庫一掃セールなのかもしれま
せん。最近は車も残差設定で安く買えますから。

いま持ってる携帯は、バッテリーの減りが早いし、作動がおかしく再
起動の回数も増えています。でも、データの移し替えは時間がかかるし、
アプリもLINEも全部自分で入れなおさなくてはならずめんどくさい・・・

 

とはいえ、身体の方が大事と妻に言われ、iPhoneに換えてApplウォッチ
を買う決心がつきました。
そうと決まればすぐに買いたくなる性分。というかiPhoneのキャンペーン
はあと三日だと知り焦りました。

 

iPhoneは、キャンペーンをやっていた量販店で購入。買い替えの時に、
いつもアカウントだ、パスワードだ、ネットワーク暗証番号だと聞
かれて慌てるので、あらかじめ書き出しておきました。
73歳にしてやっと学習したようです。
使い方は初めてですが、iPadを使っているのでなんとかなるでしょう。

 

データやアプリの移行は面倒だけど、WiFiのある所なら古い携帯も使
えるので、当分iPhoneは電話と心電図のみになるかも。

 

Appleウォッチは、新宿にある量販店に買いに行きました。
たまたま買ってあった新宿区のプレミアム商品券(プレミアム率25%)
が使えるのと、ポイントがけっこう溜まっていたからです。

 

基本的なことだけ聞いて、あとは家でやることに。
IT機器に説明書が付かないのは今や常識ですが、老人にはハードル
が高いです。さて、最初に何をやったらいいのやら。

 

取り敢えずウオッチのボタンを押すと「iPhoneを近づけて」とアニメ
で表示。ペアリングをするようで、これなら老人にもわかります。
すると画面が変わってAppleWatchのマークが出ましたが、その後は
まったく変化なし。これって失敗?

 

いろいろ触っていたら「工場出荷時の状態に戻しますか?」という
表示が出て、思わずタッチしてしまいました。
すると、画面の渦巻きがクルクルと回り出し、10分たっても20分たっ
ても止まりません。どうしよう。
買って1時間もたたないのにもうトラブルです。

 

買った店の担当者に電話で聞いてもわからず、ネットで調べてもわか
りません。仕方なくAppleストアに聞くことに。
いままでApple商品は、店頭に行って教えてもらうか、メールかチャット
でしか聞けないイメージでしたが、ネットに電話番号が載っていたの
で迷わず電話。老人は直接聞かないと理解出来ません。

 

症状を話すと1時間以上かけ、懇切丁寧に教えてくれました。
基本中の基本でiPhone自体の操作がまだわからないと言うと、まず
私のiPadを遠隔操作して、カメラで写しながらiPhoneの操作を教え
てくれました。凄い!

 

次にiPhoneを遠隔操作し、初期設定までしてくれました。
凄い凄い!アマゾンもそうですが、最近は外資系の会社も親切です。
Appleを見直しました。

 

メニューを見ると、心電図はもちろん、睡眠時の呼吸数とか睡眠時間、
睡眠の深さ、歩いた時の心拍数など、いろんな機能があります。

それらは全部iPhoneに記録されるので、医師に見せるのに便利そう。

心電図

睡眠時間と状態

呼吸数

かかってきた電話やメールを教えてくれるのはいいけれど、「もう
寝た方がいいです」とか、「もっと歩いた方がいいです」とか、
妻以上に余計なことも言ってきます。

 

心臓の検査の結果を聞きに循環器科に行くので、早速買ったと先生
に見せようと思ってたら、なんと待合室で電池切れ。残念!
でも、iPhoneにあるデータは見せられました。

 

次の問題は、データの移行です。自分でやるには難易度が高いので、
ドコモの店頭で有料でやってもらうことにしました。
時間がかかるのは覚悟していましたが、全部移し替えるのに3時間
かかりました。

 

その翌日、東京の自宅の町内会でAEDの講習に行きました。
心臓に異常が起きたずっと前に申し込んでいたのです。
会場には町内の人が約40人集まり、消防署員の方たちから実地指導
を受けました。

 

AEDをやる前に心臓マッサージが必須だそうで、けっこう体力が
必要だとのこと。それでは自分の心臓の方が心配です。
6つのグループに分かれ、人形を使って実際にやりましたが、集まっ
た面々を見ると、AEDをやるより人、たぶん、やってもらう人の方
が多いかも。

心臓が止まって再生するには6分以内が勝負だそうです。
しかし、実際に夜中でも使えるAEDが置いてあるのはコンビニぐら
いですから、なかなかハードルは高いです。ちなみに人工呼吸は、
血液の中に酸素が溶け込んでいるので、いまはしなくても大丈夫
といわれているそうです。
そのうちAppleウオッチにAED機能は付かないかな。

 

それから一週間たちましたが、いまだにiPhoneで使っているのは心電
図と電話とGメールだけ。当分二台で使うでしょう。

 

あっ、もう一つ使っています。
AppleウオッチはiPhoneの操作で文字盤が換えられ、ミッキーになっ
たりミニーになったり。声を出て時間を教えてくれるので、孫たちに
好評です。

ハートがドキドキ ♡