墓参りと旅行

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大学時代の友人たちと、恒例の少し早い忘年会を兼ねた旅行に行っ
てきました。

 

今回は、昨年の今ごろ、ちょうど旅行の2日前に亡くなった友人の
墓参りに行き、それから新潟県の岩室温泉に行くことに。
ここを選んだ理由は、近場の有名な温泉はほぼ行ったので、まだ行
ったことのない温泉に行きたかったということと、福島の友人も来
れる範囲だったからです。それに、日本海で採れるノドグロ料理も
魅力でした。

 

新幹線で佐久平まで行き、友人の車で長野市の康楽寺に行きました。
初めて来たお寺ですが、大きくて立派でした。

墓参りをして墓石を見ると、享年11月9日とありました。全員が勘違
いしてましたが、なんと今日が彼の命日だったのです。
彼も喜んでくれたことでしょう。

 

毎年6人で旅行に行ってましたが、2人亡くなっていまは4人になっ
てしまいました。寂しいです。

 

お寺を出て、まっすぐ岩室温泉へ。運転は代わって私が。運転が好き
で苦にならないので、いつも運転代行を頼まれます(お酒飲まないし)。
上信越自動車道を通って北陸自動車道へ入りひた走り。
距離にして230キロ、2時間半かかって3時に到着しました。さすが
に歳のせいで、「運転が苦にならない」と言ったのは、「あまり苦に
ならない」に訂正します。

 

途中、弥彦神社の参道にある、日本一大き鳥居の前を通りました。
どんないわれがあるのかと思ったら、上越新幹線開通の記念に建立し
たと聞き、世俗的な理由でおかしかったです。

 

福島の友人も着いたので、みんなで温泉へ。ここには岩盤浴もあるそ
うなので楽しみです。
フロントでシステムを聞くと、大浴場で身体を洗い、岩盤浴ヘ行って
汗をかき、また大浴場に戻って汗を流すのだそう。でも、大浴場と岩
盤浴はホテルの両端にあり、100mぐらい離れているので、行ったり
来たりしなくては。
専用の作務衣と水を受け取ってて大浴場へ。

 

かけ流しの露天風呂に浸かり、作務衣に着替えて岩盤浴へ行きました。
ドアを開けて広い部屋に入ると、凄い熱気と蒸気です。岩風呂といっ
ても下は砂利。先に寝ていた人の汗とかはどうなっているのかな?
取り敢えず横になりましたが、後から来た人を見てると、寝る場所に
ジョウロで水をかけていました。なんだ、そうするんだ。

 

サウナと違って暑さがダイレクトに伝わるので、あっという間に汗だ
くです。10分ぐらいでもうギブアップ。

 

夕飯には、刺身、ホウ葉味噌焼きの他に、ノドクロの煮付けとしゃぶ
しゃぶ、最後はノドグロの炊き込みご飯とのどぐろ尽くしで豪華でした。

大酒飲みの友人たちも、さすがに酒の量は減ったようです。
友人が何を勘違いしたか、食べ終わって火が消えたコンロにまた火を
つけようとし、「つかない、つかない」と。「大丈夫?」とみんな爆笑
でしたが、たぶん酔っていたのでしょう。たぶん・・・

 

翌日は近くの彌彦神社に行く予定。でも、勘違いして14時40分佐久平
発の新幹線を予約してしまいました。佐久平まで3時間はかかるので、
お昼を入れて11時には出なくてはなりません。大失敗。

 

翌日、9時半に彌彦神社へ着いたのですが、すでに駐車場は満車状態。
日曜日とはいえ、そんなに沢山の参拝客が?
きっとご利益があるのでしょう。

 

なんとか車を停め、時間の配分を考えて、参拝の前に弥彦山のロープ
ウェイに乗ることに。
天気がよくて、頂上の展望台からは佐渡島や新潟市まで望めました。

山を下り彌彦神社へ行くとお参りする人達がずらっと並んでいました。
普通の神社は二礼二拍手一礼ですが、ここは出雲大社と同じく二礼
四拍手一礼でした。

 

境内と参道には、沢山の菊が展示してありました。後で調べたら、全国
随一の菊祭りの最中だったようです。

 

ここで福島の友人と別れ、帰路に着きました。
健康に気をつけ、また揃って元気で会えることを願っています。

 

 

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