妻が、私の寝ている時のイビキがスゴく、たまにしばらく止まっ
ていることがあると言ってました。でも、最近はお互いの幸せ
のために別々の部屋で寝ているので言われなくなりました。
昨年、循環器内科で無呼吸になる話をしたら、自宅で一晩寝な
がら検査することになりましたが、結果はやはり無呼吸症候群
の兆候がありました。希望すればシーパップ(CPAP)を手配して
くれる専門医を紹介すると言われましたが、その時はそこまで
する気はありませんでした。
でも、先日友人たちと旅行に行った時、私のイビキがスゴかっ
たとみんなに言われ(君たちもスゴい)、やはり時々長く止まっ
て心配だと言われました。これはいよいよヤバいかな。
睡眠時間が5時間と短いのも無呼吸症のせいかもしれません。
そこで前記の循環器内科に行って紹介状を書いてもらいました。
そこの病院に一晩泊まって検査をし、シーパップをするかどう
か決めるのだそうです。
CPAPとは「Continuous Positive Airway Pressure」 の頭文字で、
訳すと「持続陽圧呼吸療法」だそう。 機械で圧力をかけた空気
を鼻から気道に送り込み、 広げて睡眠中の無呼吸を防止する
治療法です。私の持っているコンプレッサーじゃだめかな(冗談)。
電話で予約すると、夕方に行って7時半に装置を付けて就寝し、
朝5時に起きて帰るのだそう。いつも1時頃寝ているのにそん
なに早く寝れるかな。しかも朝の5時にどうやって帰ろうか。
当日、一抹の不安を抱きながら、夕方池袋のデパ地下でお弁当
を買ってから病院へ。
ビルの2階にあるその病院は、診察室の他に個室が5つほどと
シャワー室があります。部屋にはテレビもあり、スリッパ、寝
間着、タオル、歯ブラシが用意されていますが、ビジネスホテル
と違うのはカメラがあって見られていること。

職員の問診を受けましたが、紹介状に以前自宅でやった検査器
のデータが付けられていて、その数値によると重症度は中の上
ぐらいだそうです。ある数値以上でないとシーパップのレンタル
に保険は適用されないそうですが、私はたぶん大丈夫だろうと。
これは喜ぶべき?
もっと重症の場合は、ペースメーカーの様に身体に器械を埋め
込み、中枢を直接刺激してイビキを止めることが出来るらしい
ですが、条件が厳しく日本で実施したのはまだ100人ほどだとか。
先生の診察を受けてから、やっとお弁当タイム。
食後寝間着に着替えて待っていると、7時半に男の人二人が電
気工事の人みたいに電線がいっぱい入った箱を持って部屋に。
そして私の頭・顔・胴体、腕、指、足と、全身30か所に電極を
付けました。その電極には長いコードが付いていて、靴の箱
ぐらいの大きさのボックスに繋がっています。
トイレに行くときはこのボックスを首からぶら下げていくそう。

電極がすべてつけ終わりベッドに寝てくださいと言われたので
すが、身体が冷えて早速トイレに行きたくなりました。途中鏡
で自分の姿を見ると、身体中に電線が付いていて、むかしのSF
に出てくる人造人間みたいです。
ベッドに戻ると器械のテスト。スピーカーからの指示で、横を
向いたりまばたきしたり、手足を動かしたり。
その後就寝ですがまだ8時前なので絶対眠れない。前もって
睡眠導入剤をもらっていたので飲みました。
いつの間にか眠っていて朝5時にスピーカーで起こされました。
久々に9時間ぐらい寝たようです。電極を外してもらってシャワー
で洗いました。
5時半に病院を出ると外はまだ真っ暗で、さすがの池袋繁華街
もタクシーなんか走っていません。
駅のタクシー乗り場に行くと、女性1人と男女カップルが並ん
でいました。そこにタクシーが3台来てラッキー。
と思ったら、一緒に乗ると思っていたカップルが別々に乗って。
うっそー!それからパッタリと来なくて、寒空で20分も待たさ
れアンラッキーでした。
シーパップを使うかどうかの結果は1週間後にわかりますが、
都合で年明けにしてもらうことにしました。
さて結果はどうなるか。

