2月から、リリの具合が悪かったり、週末になると雪が降ったり 雨が降ったりして、しばらく何もできませんでした。 今回は、雑草生育阻止作戦。これから夏にかけて雑草が生え てきますが、いまのうちに除草剤を撒いて防ごうというわけで す。その除草剤は液体ではなく顆粒。3キロの重い袋を持って、 種まきのように歩きながら撒くしんどい作業です。 その前に、薬剤が地面に染み込むように落ち葉を掃除しなくて はなりません。1月に掃除をしたのに、風で飛ばされた杉の葉 がけっこう落ちてました。昼間は暖かく、庭を履いていると汗 ばむぐらいです。 いろんな色の梅が咲いたり咲きかけたりしてました。 除草剤撒きは、薬師堂や堀、誠意件、史料館まわりで10袋を 使い、まだ足りませんでした。さて、6月頃結果は・・・ 連休のメーンエベント。近くの矢板に住んでいる家内の妹夫婦 が、あることの御礼にフグをご馳走してくれるというのです。 この日のためにかぜをひいたりしないように、体調を万全に整 えてきました。家内は、お腹を壊さないようにとビオフェルミン まで飲んでました。 ここら辺では、馬頭温泉の温泉水で養殖しているフグが有名。 泉質が海水に近いので出来たのだとか。でも、どこで食べれる のかあまり知られてません。今回のフグはここのフグ? お店は那須塩原駅のそばだそうで、実家から50キロとかなり 離れてます。高速を使うかどうか微妙な距離ですが、4号線で 行くことに。ナビが「奥羽街道」って言ってましたが、「奥羽」 なんて何十年ぶりかに聞きました。 久しぶりに4号線を走りましたが、矢板まで片側4車線になっ たうえ、バイパスがかなり出来たので、走りもスムーズ。こっ ちを使って正解でした。 こんな田舎にFBI! 日本那須塩原支局? お店は、街道から外れた路地にあり、目立たない一軒家。 東京の料亭で修行したご主人が、10年前に出したお店だとか。 フグは下関直送の天然フグだそうで、馬頭の養殖じゃありませ んでした。失礼しました!! フグはもちろんですが、珍しい鯛の白子が絶妙です。 これだけお皿が透けて見える薄作りを造れるのは、ほんまもん の板前さんでしょう。 一緒に連れていった義理の叔母は、フグなんて50年ぶりと喜 んでいました(亡くなった叔父があまり食に興味が無かったので)。 フグの次は天ぷら。活海老やクエ、鮑など新鮮なものばかりです。 最後は、ご主人こだわりの手打ち十割そばでした。 大変おいしくいただきましたが、女将さんによると、ネットの 食べログなどに悪口を書かれるので、憂鬱になるから見ないと 言ってました。いろんな人がいて、味覚もそれぞれですから、 ネットの情報も鵜呑みにできません。いつも食べる側として参 考にしてましたが、作る側としては大変ですね。 海のない栃木の田舎で、これだけ新鮮な魚介類が食べられる! しかも、料金は東京の 2/3ぐらい(あとで聞いたら)。 栃木県はいいとこです。贅沢な連休の〆となりました。 ]]>