年々寒さが身に染みてくるので、今年は厚手の服を用意して 対策は万全。荷物は宅急便で送りましたが、天気予報を見た ら週末の志賀周辺は気温が12度で、なんと雨。週末以外は寒 くて雪なのに、土日だけ暖かいなんて信じられません! これなら吹雪の方がマシです。 当日はいつものパターン。新幹線で行って、地元の友人の車 で目的地に。北陸新幹線は座席が広くて快適です。行きは 早割で35%引きで買えました。 山道になってもやはり雪は少なめ。志賀高原に着くと、灯り が真っ暗な旅館・ホテルポツポツ目立ちます。ウインター スポーツ人口の減少で潰れてしまったのかもしれません。 今回の旅館は、いつもよりだいぶ標高が低い所にあるので ゲレンデが心配。むかしスキー場で雨が降ったことがあり、 雪が解けて地面が露出。新しいスキー板がガジガジになった 悪夢がよみがえります。 旅館の人が駐車場まで迎えに来ると言うので、指定された 場所から旅館に電話しました。その直後に窓を叩くおじいさ んが。ずいぶん早いなと思ったら、車がスリップして動かな くなったので手伝って欲しいとのこと。 車を降りてついていくと、運送会社の軽トラック。お年寄りが 夜に一人でこんな雪道の山奥まで・・・大変です。 実家の軽トラで経験済みですが、軽トラの小さなタイヤでは スタッドレスだって無力。特にこんな山奥に来るならチェーン ぐらい付ないと。3人で押しましたが、おじいさんはアクセル を吹かすばかりでタイヤは空回り。どうも雪道の運転に慣れて ない様子です。 そうこうしてる間に迎えの車が来ました。おじいさんは不安 そうに後をついてきますが、とにかく我々の手にはおえない のでJAFを呼ぶしかないでしょう。 その後あのおじいさんがどうなったか、ずっと気がかりで した。 旅館までの道は急な坂でこんな車じゃないと通れません。 普通の軽トラなんてとてもとても(実家に欲しい・・・)。 もっと凄いのはこれ。南極で使う雪上車のよう。 旅館には、西洋人や中国系アジア人の客がけっこう泊まっ ているようで、満室というのは意外でした。そういえば日本 のゲレンデは雪がよくて人気なんだとか。もっと早くブーム がくれば、潰れずに済んだ旅館もあったでしょうに。 部屋は和洋室で3人には十分な広さでした。私はイビキに邪 魔されない(自分も含め)和室を確保。到着が遅く素泊まりな ので、夕飯は東京で買った駅弁です。 ベットルームの先に和室があるという変わった造り。 この旅館にした決め手はなんと言っても温泉。露天風呂も あってなかなかいいお湯でした。 発哺温泉て変な名前と思ったら、ここは珍しい蒸気温泉で、 「ほっぽ」とはその蒸気が噴き出す音から来た説と、山道 を歩いて汗をかいた様から来てるという説があるそうです。 撮影は翌日のです スキー場で露天風呂は贅沢 温泉といえば常々思うのですが、美肌の湯はいいとしても、 美人の湯はあり得ないと・・・。 美肌は、酸性・アルカリ性の お湯で肌がつるつるになるからわかりますが、お風呂に入っ て美男美女になれるなんてイソップの世界ぐらいです。 せめて素肌美人の湯ならいいでしょうが。 大浴場の前に無料の麦茶があるのですが、アジア人が一生懸 命ペットボトルにお茶を入れてました。ウワサには聞いては いましたが・・・ 食後はお酒タイムとなりましたが、話題はもっぱら年金とか 老後のこと。あと多くなったのは、楽しかったむかし話です。 テレビで天気予報を見ると、明日はやっぱり曇りのち雨。 ガッカリです。 気温に注目 ]]>