前回、東京都の大規模接種の予約が取れてラッキーだったと書きました
が、その後、予約がいっぱいだったのは最初だけと聞いて「なーんだ」
やっぱり高齢者にとっ
でしょう。
ニュースでは、初日に会場への行き方が分からず、迷ったお年寄りが続
出したとか。たしかに最寄り駅の大手町はアリ
同じ大手町駅でも、路線によってはとんでもなく遠く、出口がいっぱい
あって探すのが大変です。
インタビューを受けたご老人は、わざわざタクシーで来たのにずっと離
れた大手町駅出口で降りて迷ってました。思わぬことをする
寄り。なので、当日は妻に車で送ってもらいました。
この日何人予約を受けたのかは知りませんが、ゾロゾロと会場に向か
のかと思ったら、わりと少なく平然としてて拍子抜け。
会場に着くと、建物の前に建つプレハブに誘導されます。空港の手荷物
検
して検温。係の人が紙に体温を書いて渡されます。
次に、入国審査みたいなブースで、さっきの体温の紙と受診券、問
身分証明書を提示します。係の人がそれをクリアファイルに
何事か言いました。耳は悪い方ではないのですが、
リル版越しにしゃべるので聞き取りづらい。
顔を
と、完全に老人対応されちゃいました(
ファイルは青・赤・黄とあり、
そこにはずらっと椅子が並び、縦に7人づつ座らせられます(これが1組)。
しばらくすると立たされ館内へ。さらに2部屋で待機してエレベーター
に乗りました。ここまで長いようですが、まだ約15分。
エレベーターに乗るとき最初の人が奥に行きますが、出るときは順番が最
後になります。妻のグループでは、最後になったおばあさんが、私が先頭
だと怒り狂ったとか。たった7人しかいないのに。
我々は10階へ。降りるといよいよ会場です。ここから撮影NG。
10ぐらいカウンターが並んでて書類のチェックをします。一人づつ振り
分けられますが、私の前の人が問診表に記入しておらず、思わぬところで
待たされました。アレルギーが無いので、注射したあと15分の待機だ
そうです。
ところで、薬剤師として恥ずかしながら、いままで「副反応」とは聞きな
れませんでした。「副作用」のことを怖がらないように「副反応」と言い
換えているのかと思ったら、ワクチンを接種した後の発疹や熱が出ること
を「副反応」と言うそうです。ちなみに、「副作用」とは目的とする作用
とは別の、望んでいない作用のことです。
次に先生の問診です。ここも5部屋ぐらいあって一人づつ中へ。
まあ、記入した問診票の確認ですが、先生が疲れた顔。早朝からぞくぞく
来るから、さぞ大変でしょう。
次にいよいよ注射。あっという間で、インフルエンザの予防接種より
ぜんぜん痛くない。
最後のカウンターで次回の予約です。最短で5週間先の日にちを言われ
ましたが、その日は都合が悪く、翌々日を予約しました。
その隣が待機スペース。待ってる間にパンフレットを読むと、ほんらい
2回目までの間隔は4週間から5週間となっています。予約した日は
それを過ぎている。心配になって変更してもらおうと思ったら、ここで
変更は出来ず、電話でして欲しいとのこと。目の前で予約してるのに・・・
というわけで、注射の方は待機も含めて約50分で終わりました。
全員が自衛隊員ではないでしょうが、対応がていねいでお客様扱い。
流れもスムーズで気分よく受けられました。いろいろ文句を言う人も
いたようですが、無償であれだけやってもらえたら感謝しかありません。
帰りは大手町から地下鉄で帰りましたが、丸ノ内線ははるかかなた。
竹橋駅(東西線)の方が近くて迷わないそうです。
ワクチンの副反応ですが、当日はなんともなく、翌日打った場所が少し
痛みましたが、次の日にはなんともなくなりました。妻は打った直後
は食欲無いと言ってましたが、家に帰ると普通以上に食べてました。
ファイザーを打った医療関係の友人たちの話を聞くと、ファイザーの
方が頭痛・発熱・倦怠感など副反応が多かったような。
そうそう、予定の変更ですが、電話でお願いするとていねいに対応し
てもらい、結局1週間早くなって6月中に受けれることになりました。
私の友人のところにはまだ接種券すら届いてないそうで、我々の幸運
に感謝。早くみんなが受けられるようにと願うばかりです。