今回は江ノ島に泊まって、鎌倉見物をする計画。 土日は道が混んでいるということで、今回は電車で行くこと にしました。かなり歩くようですが、最近運動のために毎晩 家内と歩いているので大丈夫・・・かなぁ。 各地から藤沢駅に集合。今回の幹事は、「江ノ島はウチの 池、鎌倉はウチの庭」と豪語する地元藤沢の住人。 江ノ電で行くのかと思ったら、江ノ島に行くには小田急線の 片瀬江ノ島駅で降りた方が近いのですね。 片瀬江ノ島駅 イメージは竜宮城? 着いた時間がすでにお昼。江ノ島といえば「なましらす丼」。 手近な海も見えない土産屋の二階の磯料理店へ入ったの ですが、予想に反しなかなかの味でした。ま、素材だけだし。 ここで早くも酒好きは、4人でビール2本と日本酒2本を空け ました。 なましらす丼 温泉卵付き 食後、初老の酔っ払いに最もふさわしくない水族館へ。 最近大水槽は珍しくないですが、ここではダイバーが水中 カメラで魚のアップを撮り、大スクリーンに映し出された映 像をお兄さんが説明してくれます。子供たちは大喜び。 水中カメラショー? 水族館を出ると、江ノ島大橋を渡って江ノ島へ。 今回の宿は、鎌倉時代からあったという老舗の岩本楼。 部屋からは海と湘南海岸が一望でき、ステンドグラスで出 来たできたドーム型屋根のローマ風呂は、国の登録有形 文化財指定だとか。 チェックインして、部屋に荷物を置いて島の散策へ。 島全体が山なので、どこへ行くにも階段だらけ。 最初の江島神社の急階段で挫折し、「明日の体力温存の ため」と有料エスカレーターに乗りました。上に着くと階段 を登ってきた外人の団体とバッタリ会ってバツの悪いこと。 日本男児の大和魂はどこへ・・・ 江島神社の急階段 ここで挫折 疲れきって旅館に帰り、風呂に入るとさっそくビール。 その後4時半から食後の9時まで、日本酒・焼酎と飲み続 けていましたが、突然外に飲みに行こうと言い出します。 オイオイ、「体力の温存」はどうなったんだ。 ところが外に出てみると、すでに店はみな閉店。これで諦 めて帰ると思ったら、酒飲みの執念はスゴイ。まだ開いて いたスパを見つけ、そこの食堂で飲むと言い出します。 なんで江ノ島まで来てスパで飲むかなぁ・・・ 翌日は、旅館から歩いていける寺周り。 鐘を撞かせてもらえる龍口寺、源義経が書いた詫び状の ある満福寺を拝観し、いよいよ江ノ電に乗車。カラフルな 新型でちょっとイメージと違っていましたが、軒先をかすめ 路地の様な線路を走るところは遊園地の電車のよう。 この写真だと、ただの私鉄にしか見えませんが・・ 鎌倉といえば、やはり大仏。長谷駅で降りて見てきました が、子供の頃見たイメージより小さくて意外でした。こっち が大きくなったから? 長谷駅に戻り、また電車に乗って鎌倉駅へ。 地元の幹事が竹林で有名な報国寺まで歩こうと言います。 「15分ぐらい」という言葉に乗せられ、行ったはいいけどな かなかたどり着きません。参拝者らしき人も見かけず、不 安になって幹事に正すと「前は車で行ったので」って・・オイ! 結局約40分歩きました。 壮大な竹林も写真だと・・・ バス停で降りると、ちょうど参道を進む結婚式の列に出会 いました。鶴岡八幡で式をあげるのでしょう。沢山の人に 見られて、嬉しいのか恥ずかしいのか・・・ 境内に入ると真ん中に神殿があって、先に式を挙げてい る組がいました。 四方から丸見えの神殿 階段の上に本殿が 鶴岡八幡を後にし、最後の目的の建長寺までまた歩き。 1.5キロの登りでみんなもう青息吐息。「体力がない上 にもう歳なんだから、幹事はもっとコースを考えろ」とボヤ キが出ます。 やっと建長寺に到着。ここは建長5年(1253)に北条時 頼が創建した、日本最初の禅の専門道場だそうです。 建長寺の三門 その後、北鎌倉駅で解散。 私は1時間で東京に帰れますが、札幌、福島、長野から 来ている友人たちは大変です。 結局、この日一日で歩いた距離は10キロ以上! 来年は絶対歩かなくて済む場所にします。 ]]>