兄弟

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私には姉と弟がいます。 母が元気なころは、母を中心に兄弟家族が集まって 新年会や誕生会などを行っていましたが、母が亡く なったあとはそういう機会も減りました。 そこで、母の家を改築したお披露目もかね、兄弟家 族を呼んで食事会を開きました。 食事をするだけでは面白くないので、母を偲んで昔 撮ったビデオをDVDに編集し、記念に渡すことにし ました。 ビデオテープを探すと一番古いのが1983年。それ 以前の記録は8ミリカメラのフィルムで残っています が、今回はビデオだけにしました。でもビデオカメラ も何回か買い換えているので、残っているテープの タイプもいろいろ(ビデオカメラの進化については次の 機会で)。編集も大変でした。 1983年のビデオを見ると、うちの子供がまだ4歳・ 2歳・1歳で、祖父も祖母も健在の4世代3家族9人 家族のすさまじい光景が写っていました。 そこに姉の男の子二人がしょっちゅう遊びにきてい たので、いつもにぎやかな家でした。 数十本のテープを見終わりましたが、どうしても自 分の子供を中心に撮っているので、両親の映像と いうのは案外少ないものです。 そしてビデオをひんぱんに撮っているのは子供が 小学生のころまで。中学に入るとかわいらしく無く なるのか、めっきり減ってきます。 それにしても、子供たちが大きくなるにつれ母がど んどん老いていくのを見るのは、何か物悲しい思い です。 最後の母の映像は、腰が曲がって杖をつきながら よぼよぼと歩く姿でした。 みんなが集まって食事をしたあと、編集したDVDを 見ました。みんな懐かしがっていたので、おみやげ はたぶん喜んでもらえたと思います。 ちなみに、DVDのタイトルは〈We Love Hiroko〉。 もしこれからお子様の成長を撮ろうと思っていらっし ゃる方は、お子様が大きくなってからもずっと撮り 続けることをお勧めします。そして、ご自分のご両 親の映像も忘れずに。 ]]>

新年の行事いろいろ