当時の店頭にすでに小児用のかぜ薬はありましたが、
大メーカーの品揃えの1つぐらいの位置づけで、名称も
[小児用感冒剤」と硬いのが多く、デザインも地味なうえ
に味もよくありませんでした。
そんな中で「これからは必ずシロップの時代が来る」と考
え、シロップ剤の開発を始めました。
当時小児薬は味が悪く、薬嫌いの子供が多かったため、
とにかく小さなお子様にも飲んでもらえるようにと、コンセ
プトは「味をおいしく、デザインはかわいく」としました。
味を決めるにあたって、当時まだ小さかった子供たちに、いろ
いろなフルーツ味の味見をさせ、イチゴ味に決定しました。
当時の子供の日記には、「パパは会社でフルーツ味の研究を
しています。」と書かれました。
名称もわかりやすく[宇津こどもかぜ薬]にしましたが、今
では「○○こどもかぜ薬」という名称と、イチゴ味は、お子様
の薬の定番となっています。
初代 二代目
宇津こどもかぜシロップ 宇津こどもかぜシロップL
その後、年々少子化傾向にありますが、逆にお子様のかぜ
薬を手がけるメーカーはどんどん増え、一つのカテゴリーまで
になって、各社のかぜシロップが店頭を飾っています。
当社の[宇津こどもかぜシロップ]は、昨年の暮れにリニューアル
して3代目となり、ガラス瓶からプラ容器に、キャップを安全
キャップに替え、ノンシュガー、ノンコデイン、ノンカフェインの
お子様にやさしい新世代のかぜシロップになりました。
しかし初心は忘れずに、おいしい味の伝統は守り続けています。
最新の宇津こどもかぜシロップA
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