ふだんはかわいい赤ちゃんですが、泣き出すとうる さくて、そのうち憎たらしくさえなってきます。 赤ちゃんの鳴き声が不快なのは、親の注意をひか せるためだとか。逆に、人間や動物の赤ちゃんが可 愛のは、親にかわいがって育ててもらうためだそう です。 赤ちゃんの泣き方にもいろいろあります。 おなかが空いている時、オムツが濡れている時、眠 い時、具合の悪い時などそれぞれ泣き声も違います。 以前、その泣き声で赤ちゃんの状態がわかるという スペイン製の器械（おもちゃ？）を売り込みにきた会 社がありました。 そのころちょうど、鳴き声で犬の気持ちがわかるとい う「バウ・リンガル」がヒットしていた時で、おもしろい とは思ったのですが、ふと、スペインの赤ちゃんと日 本の赤ちゃんの泣き声は同じなのかと思いました。 それを持ち込んだ会社の人に聞いたところ、「わから ない」との答え。 遊びの域を出ていない割りには高額なこともあり、 結局取り扱うのは止めました。 赤ちゃんの泣き方で、いまだに原因がわからないの が、お母さんの悩みでもある夜泣きでしょう。 知能の発達や睡眠のバランス、昼間のいろいろな刺 激が関係しているようで、寝ぼけた状態で泣くのが 夜泣きだと言われています。 ところで、我が家の犬も夜泣き（夜鳴き？）します。 鳴くというより寝ぼけに近いのですが、眠りながら 手足をピクピクさせて「ヒー」と鳴いたり、たまに「キャン」 と鳴くこともあります。ただし雌だけです。 最初に見たときは、ケイレンでも起こしたのかと思っ ビックリしましたが、起こすと本人、いや本犬はケロッ としていました。 やはり、昼間激しく運動した時などに起きるようです。 　　　　　　　　　寝ぼけている最中 欧米の赤ちゃんも夜泣きをするのか、と疑問に思い 調べたことがありましたが、夜泣きというのはアジア 独特のもので、以前中国で買った小児薬にも、確か に夜泣きの効能はありました。 しかし、欧米ではあまり問題にならないようです、そ れは住宅事情と習慣の違いにあるようです。 欧米では家が広いうえ、赤ちゃんのころから1人で 子供部屋に寝せるため、夜泣きという概念がないの だとか。 話しは全然違いますが、「肩こり」という症状も欧米 にはないんですね。 育児サイトの［すくすく．ＣＯＭ］で、赤ちゃんの夜泣き についての特集が、榊原洋一先生（お茶の水女子大 学　子ども発達教育研究センター教授）の監修で、 6 回にわたって掲載されます。 先生は、赤ちゃんの「泣き」についての権威だそうで、 私も5回目ぐらいに出る・・予定です。 すくすく．ＣＯＭ http://www.sukusuku.com/ ]]>