昔は、旧ソ連のボリショイサーカスや日本の木下大 サーカスが有名でした。 最近は、新サーカスと呼ばれるシルク・ドゥ・ソレイユ (現在公演中のコルテオ」)が有名ですが、こっちは 大道芸から発展したもので、動物を使わないのが サーカスと違うところだそうです。 今回、後楽園ドームシティで公演しているロシアの 「ニクリーンサーカス」のチケットをもらったので、夫 婦で行こうということになりました。 サーカスを見るのは映画に出てくる場面ぐらいで、 実際に見るのはたぶん小学生の時以来です。 ニクリーンサーカスは聞きなれない名前でしたが、 ロシアでは芸術性の高いサーカスとして有名だそ うで、発祥は1880年。ニクリーンという名前はロシ アの有名なピエロの名から付けたそうです。 いまでもロシアではサーカスの人気が高く、常設の サーカスは全国に100箇所あるとか。 東京ドーム 今回関係ないけど綺麗だったので 我々の席は二階の後方でしたが、ステージがそん なに大きくないので以外によく見えました。 かんじんの内容ですが、曲芸に綱渡りに動物ショー と空中ブランコ。その間にピエロのコントと、正統派 のサーカスという感じです。 撮影禁止なので、始まる前にステージだけ 出演者は、子供の様な若い人から中年まで多彩 で、特に若いロシア女性は綺麗で目を引きました。 なんで中年になるとあんなに変わるのか・・・ 家内が小さいころ見た日本のサーカスは、じいさん とばあさんばかりで、なんかうら寂しかったと言って います。 現在のいろいろなショーに比べると派手さが無く、 テンポが遅くて長いので、ちょっと飽きるところも・・ あと、いまの時代は当然なのですが、綱渡りも空 中ショーも、危険回避のために上から命綱で吊って いたので、手に汗握るハラハラ感がありません。 きっと旧ソ連時代だったら命綱なんかなかったので は?と勝手に想像しました。 そんな中で、やはり人気があったのは動物ショーで した。犬たちの愛らしさと、よく訓練された熊の曲芸 に、子供たちも大喜び。 生きるために必死で働いている彼ら(彼女?)に比 べ、家の中でぐうたらしているうちの犬たちのなんと 幸せなこと。 特別出演 そしてやはり最大の呼び物は空中ブランコ。 ニクリーンの空中ブランコは、滞空時間(飛んでいる 時間)が一番長いのだとか。 ここでは、落下防止のネットこそありましたが、命綱 はしてなかったのでドキドキ。サーカスはこうでなくっ ちゃ! 見終わった感想としては・・・ シルク・ドゥ・ソレイユのような派手なパフォーマンス はありませんが、正統派のサーカスを見たいと思っ たらお勧めです。 孫ができたら連れていってあげたいですね。 ]]>