家庭薬メーカー1社でキャンペーンをやっても、なかなか目立
たず費用もかかります。今回、40店舗支店のあるお店の協
力を得て、8社のメーカーで協同企画を組みました。
参加商品は、当社の宇津救命丸、龍角散ダイレクト、毒掃丸、
強力わかもと、ユースキン、トフメル(三宝製薬)、百草丸(長野
県製薬)、コロスキン(東京甲子社)の8品。
どの商品を買っても、8社分のプレミアグッズがもらえるという
キャンペーンです。当社では、メインキャラクター・メイちゃんを
プリントした子供用マスクを提供しました。
各社で手分けして支店を回ることになり、当社の受け持ちで
ある5店舗に私も同行しました。都内は車よりも地下鉄で回る
のが便利ですが、当日はどしゃ降り。四月というのにとっても
寒い。ついてないと思いながら、でも最初の一軒目で思いが
けないことがありました。
お店の女性の薬剤師に名刺を出すと、いきなり「東薬(東京薬
科大学)卒業の宇津さん?」と聞かれました。私と学年が同じだ
ったとのこと。当時男子部と女子部は遠く離れていたので、直
接私のことは知らなかったようですが、同じ女子部だった家内
のことはよく知っていたそうです。
すかさずうちの営業マンが「ほかにウワサはありましたか?」と
余計なことを聞きましたが、詳しくは知らない様子。よかった !
たまに営業が回っているとこういうことがあります。
後日談がありまして、この話を同じ企画に参加したメーカーの
社長にしたら、彼も今回お店を回ったそうで、あるお店の薬剤
師が彼を見てニコニコしていたそう。誰かと思ったら、以前彼の
会社に勤めていた薬剤師だったとのこと。それも衝撃的です。
今回の企画の棚
お店を回ると、どのお店の店員さんも感じがよく、大変協力的
でした。女性の薬剤師さんが多く、店長さんもほとんど女性。
薬局の女性進出は進んでる? あと、登録販売者の方もずいぶ
ん増えてきました。
たまに小売店さんを回ると勉強になります。
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