タイトルは、「よく知って、正しく使おうOTC(大衆薬)」。 主催は、東京家庭薬組合・東京生薬協会をはじめ、薬剤師会な どの団体で、後援は厚生労働省です。今年で3年目になります が、年々参加メーカーが増え、今年は31社になりました。 10時の開会前に、東京生薬協会の藤井会長(龍角散社長)が朝 礼を行い、イベントがスタートしました。 新宿西口イベント広場は、小田急線・京王線の改札口から京王 プラザや都庁へ行く地下道の途中にあります。なので、人出は かなりありますが、平日とあってみな足早に通り過ぎていきます。 少しづつ人が入りはじめると、通行中の人も足を止め、なんだろう と入ってきます。 この場所は東京都の所有のため、使用に際してはいろいろと制 限があり、なかなか通行中の人にアピールできないという欠点が あります。また、入り口と出口があれば順路に沿って見てもらえ るのですが、周りがすべて開放されているので、まるで露天商。 それでも、小田急・京王の両デパートで北海道展をやってるせい か、だんだん見学者が増えてきました。 殺風景な入り口 今回の当社のブースは救命丸オンリー。場所がら、赤ちゃんや お子様を連れて来られる方はあまりいませんが、若い女性が、 展示した成分の生薬や銀箔・金箔を初めて見たと言っていまし た。また、お年寄りが試供品を孫に持って帰る場面もありました。 また、私の卒業した薬大の学生が実習に来ており、私が薬の 説明をしてあげました。 ふつう、薬の試供品は薬局・薬店内でしかもらえませんが、この イベントの特長は、小売店の「一本堂」様の協力を得て、薬店の 仮店舗が設置されていることです。 試供品の欲しい人は、各ブースで引換券を渡し、仮店舗の薬局 で薬剤師からもらうというシステムです。ただ、混乱を避けるため、 試供品を渡すのは1社につき1日に1時間づつ2回。そのため、試 供品をもらいたいけど配布の時間までまてないという方もいらっし ゃり、今後の課題です。 会場内では、アンケートに答えるとメーカーのグッズがもらえたり、 メーカーのブースを廻るラリーが行われ、だいぶ盛り上がりをみせ ました。 というわけで、二日間のイベントは無事に終わりました。 ]]>