以前は母がやっていたのを家内が受け継いだのです。 前は木が2本あって、梅の実も山ほど取れましたが、最近は 一本が枯れ、もう1本も老木になったせいかめっきり実りが少 なくなりました。いまでは、足りない分を買ってきて作り、配っ ているという本末転倒になってます。 最近は庭仕事をやっているので、脚立で梅の実を採るなんて のは朝飯前。ただ、もう蚊が出ていて喰われました。 まだ早かったような・・・ 庭で採れたのはこれだけ 採ってきた実に砂糖を加え、煮込んでジャム状にします。 これに炭酸を加えると、梅ジュースとなって夏の健康飲料とし て最適。買ってきた梅も加え、キッチンは当分の間梅ジャム 工場化しています。 梅を煮ている間、家中に溜まった小銭の整理をしました。 母の残した分を合わせるとかなりの量。1円・5円・50円・ 100円と別けるのも大変です。家内も一緒になって仕分けし ていると、キッチンから焦げくさい臭い。飛んで行くと、煮てい た梅が焦げて真っ黒になってました。しかも、わざわざ買って きた分。 家内はしばらく嘆いていましたが、やおらその黒い物体を食 べだし、タルトタタンのようだと負け惜しみを言ってました。 数日後、家内が実家に帰る時、無事だった自家製ロット分を おみやげに持って行きました。すると、変わりに妹から、お使 い物の残りと言って佐藤錦をもらってきました。でかした ! やっぱり梅よりさくらんぼです。 その後、仕分けした小銭を銀行に持っていったところ、一緒く たに機械に入れられ、仕分の苦労は無になりました。 計算を始めた機械が、しばらくしてストップ。小銭の中に、ちゃ んと除いたはずのボタンや外国のコインが混じっており、その 後も5回機械を止めました。恥ずかしい。 合計金額は、1円玉だけでなんと5千円。まさに、チリも積もれ ばです。買った梅の分もチャラになり、うめでたしうめでたし。 ]]>