お盆休みは13日から17日で、18・19日と休みをとって9連休。といって
も、相変わらず栃木の実家にこもりきり。
12日
迎え盆の前、今日中に実家の仏壇の飾り付けをしなくては。
朝、何げにニュースを聞いていると、すでに東北道が大渋滞の様子。世間
的には今日からお盆休みが多いようで、さらに初盆で東北地方に行く人で
激しい渋滞になったのだろう。
早めに家を出ると、エアポケットの時間帯だったようで、高速はガラガラ。
夕飯の弁当を食べ、早速準備。以前は、離れた蔵から重い机を運んで祭
壇を作っていたが、数年前から簡易祭壇に変更。支度が格段に楽になる。
こんなものが・・・・
こんなふうに変身
13日
暑くなる前に、朝お墓にお迎えにいく。歩いて行けるのも田舎ならでは。
すでに気温はグングン上昇し、毎年恒例の炎天下での苦業が始まる。
なにしろ、一本づつお墓にお線香をあげても一束では足りない数(先祖の
墓だけで)。しかし、震災でほとんど倒れてしまった墓石を、よくぞここまで
直してくれましたと改めて感謝。
横に真っ二つになった墓石も復活。
14日
菩提寺の住職が読経にみえる。住職もご高齢で、最近は初盆以外は
来ていただけないようだが、これも数百年にわたる長い付き合いの賜物。
ちなみに、初盆は檀家の6%あるといわれ、今年は60件あるそう。タクシー
を待たせ大忙しの様子。一万燈祭で住職の写真が新聞に載り、「いろん
な人に見たと言われました」と少し嬉しそう。
以前、家内がデパートで欲しがって買ったロウソクたて。シャレでお盆に
使うと張りきっていたが、さすがに住職の前では出せずじまい。
15日
梅の木の伸びた枝を切る。この時期はめちゃくちゃ草木の伸びが早く、
手入れが欠かせない。でも、猛暑のため1日3時間が限度。最近は要領
も覚え、手際良く6時間で完成。
手入れ前
手入れ後。満足の出来だけど落ちた枝の後始末が大変。
温度計を買って気温を計る。実際の温度は気象予報より2度ほど高いの
がわかった。写真を撮った日は急に涼しくなった。
16日
きょうは送り盆の日。迎え盆はお墓で付けた火を提灯で持ちかえるが、
送り盆は家で付けたロウソクの火を持って行き、お線香に付ける。
薬師堂のそばに、子供を抱えたお地蔵様がある。いつの時代に作られた
のか、いわれとかも不明だか、いつの時代も子供の健康を願ってい気持
ちが伝わってくる。
午後宇都宮に行く。路地を走っていると不思議な看板を発見。
1300年続く閻魔大王祭 ? 閻魔大王を祭ったお堂らしいが、正直うちの
薬師堂の方が立派かな。
17日
朝、敷地に除草剤を撒く。顆粒の除草剤は強力で、植木の1メーター以
内は散布禁止。地面が濡れているときに撒くのが効果的で、昨夜雨が
降ったので絶好の機会。ところが、朝から気温が上がり、地面がどんど
ん乾いて、顆粒は溶けずじまい。数日後にすごい夕立。溶けて流れた除
草剤がどんなことになるか・・・
午後、県内の矢板に住む家内の妹が遊びに来る。3月の震災で自宅が
被災し、現在修復中。昼食に近くのイタリアンレストランに行く。何度か
行った店だか、店員さんに「新聞の写真見ましたよ」と言われ、家内は困
惑。
18日
とりあえず休暇だったが、用ができて工場から呼ばれる。すぐに行けるの
も工場まで1分の利点。
夕方、ものすごい雷雨。以前、宇都宮周辺はカミナリ銀座といわれていた
が、最近は雷都(らいと)とよばれてるとか。確かに毎年すごい雷で、実家
の大木や工場に何度も落雷している。この日も雷で停電したが、イナズマ
で真昼のような明るさ。リリが恐がってそばを離れない。
外がかすむぐらいの豪雨。
19日
暑さと働きすぎで夫婦でダウン。一日完全OFF。
.
20日
気合いを入れて最後の庭掃除。家内が何をしているのかと思えば、自然
に生えたミョウガを大量に収穫してくる。湿気や虫が大の苦手の家内が、
背丈程の雑草を切り開き、巨大ミミズをけ散らし、殺虫剤をまきながら取っ
てきたそう。たくましくなったものだ。東京に帰り、近所に配りまくる。
スーパーで3つ百円だそう。これだけで数千円 ?
やぶ蚊よけの必需品
さっそくお昼はみょうがの薬味で
21日
昨日今日と温度が低く、その温度差は10度 !
9日間の田舎生活も今日で終わり。今年は猛暑のために思ったほど仕事
がはかどらなかった。その分無理をしなかったので身体は楽だったが・・・
]]>