なぜ行くことになったかというと、母の遺品を届けるため。母が亡くなったと き、姉は泣きながら遺品を整理したのに、もう6年もうちに置いてあるのです。 神奈川県伊勢原の自宅に行こうと思ったら、知人に借りている真鶴のマンショ ンに来ないかとのこと。休日の国道135号線(小田原から熱海に抜ける海沿 いの道)は、渋滞の名所です。いつもだったら、早朝以外絶対避ける道。 嫌な予感が・・・ 行きは予想に反してスムーズで、早川の料金所がちょっと混んでいたぐらい。 うちの時間にシビアなカーナビの予想通り、1時間40分で着きました。 真鶴といえば、私がまだ小さかった頃、母に連れられ民宿に泊まり、そこの子 どもたちと一緒に海水浴をした思い出があります。 真鶴半島の先には、三ツ石という景勝地があります。海の中に、大きな3つの 石(岩)があるのですが、実は、いまは2つしかありません。太平洋戦争中、 軍艦と間違えられ、アメリカ軍に砲撃され2つになってしまったとか。日本海軍 は視力がよかったと聞きますが、アメリカ軍は目が悪かったのか? そのマンションは、真鶴半島の真ん中の高台にあり、海がよく見えます。 室内プールもあって、海好き、泳ぎ好きの姉夫婦にはピッタリ。優雅な老後の 生活が羨ましい。 お昼は、近くの活魚店でご馳走してもらうことになってます。ネットには載って いないのですが、東京からも食べに来るぐらいの人気店。2日に予約して、と れたのは13時でした(姉はのんき)。ますます帰りの渋滞が心配です。 店に行くと、広い駐車場は満車。店の前に沢山の人が待ってます。席に案内 されると、大勢のお客さんが食べていました。料理は舟盛りに、焼き魚・焼き 海老・焼きサザエの定食が付きます。舟盛りは、マダイの活き造りをメインに、 伊勢海老、アワビ、ウニ・ヒラメの刺身の豪華版。みんな新鮮で、人気の理由 がわかります。 大きなマダイ。口をパクパクとまだ生きてます。外国では残酷だからと、活き 造りが禁止の国もあるそうです。 本物のわさび。店の気合がわかります。 これに定食が付きます。 最後に、伊勢海老のカラでお味噌汁。 お腹いっぱいになって、店を出たのが3時前。渋滞を避けるには、湯河原方面 に戻って箱根を越えて行くしかありませんが、いまからじゃしんどい。なので、 海沿いの道で帰ることにしたのでしすが、それが大失敗。しばらく走っていると、 だんだん車がつかえてくるようになりました。ナビを見ると・・・ずっと真っ赤。 東京の予想到着時間は7時。7時 !? ここから4時間・・・・ とにかく、歴代ベスト5に入るほどの大渋滞。距離はたいしたことないのに、全 然動きません。その時、姉から電話が。ベランダから、渋滞の長い列が見える そうです。抜け道を聞いたのですが、脇道自体なさそうで、どうすることもでき ません。 やっと厚木小田原道路に入って流れだしたと思ったら、伊勢原あたりからまた 渋滞。こんどは、東名の海老名まで真っ赤です。歩くぐらいの速度でノロノロ東 名に入ると、本線もぎっしり。原因は事故で、結局箱根を回ってきても渋滞は 避けられなかったようです。家に着いたのは、もう7時過ぎでした。 食事は美味しかったけど、大変な週末でした。 ]]>