きょうの予定は、カキ・サンマで有名な厚岸でお昼を食べ、 屈斜路湖近くの川湯温泉へ向かいます。きのうカヌーのガイド さんに聞いた、炭火焼き(またしても)で 食べられる道の駅の 食堂に行ってみることにしました。 カーナビで設定すると、距離は47キロで時間は53分。これって 時速50キロで走り続けなければ着かない時間。ふつう一般道 には信号があり遅い車もいるので、定速で走るのは絶対無理。 それでもこう表示されるのは、それだけ信号がなく道も空いて いるということを加味しているのでしょうか。 厚岸の道の駅には時間通りに付きました。道の駅というと特産 品の売店というイメージでしたが、ここは食事がメインのよう。 しかし、北海道の道の駅はみんな建物がオシャレです。 お客さんは海鮮焼きが目的のようで、開店と同時に列ができま した。 始めに売店で海鮮を選び奥の席で焼くという、これぞ勝手焼き? われわれは、カキ、サンマ、つぶ貝、ホタテを選び、別に生ガキ も頼みました。カキは英語でerの付く月が旬といいますが、厚岸 の海は水温が低いので、一年中カキが食べれるそうです。 味は濃厚。よくカキは海のミルクと言いますが、今まで食べたこ とのないふっくらとしたクリームのような味でした。 食べ終わって再び出発。次の目的地はオンネトー湖。北海道 三大秘湖の一つだそうで、季節によって湖面の色が5色に変わ る神秘の湖らしいです。あまり知られてないようですが、これも 旅番組からの情報です。 ナビによると、距離は124キロで所要時間は129分!! マジー? 法定速度ギリギリで行けるのか。しかし北海道の車の流れの早 いこと。道がまっすぐなので、みんなどんどん追い越して行きま す。けっこうがんばって、やっと予想時間ぴったりに着きました。 ちなみにヤフーナビの所要時間は4時間。北海道の道知らないな。 オンネトー湖の湖畔にはホテルや売店がなく、観光客も少なく てまだ俗化されていません。湖面に写る山と青い空のコントラスト が息をのむ美しさでした。 逆さ富士も真っ青(写真をクリックすると大きくなります) きょうの目的は達成したのでホテルに向かいます。途中、摩周 湖に行く標識が。ナビで見ると20キロほどです。もう夕方なの で明日行こうと思ってましたが、天気がいいので行っちゃえ。 それが大正解でした。 霧の摩周湖というぐらい霧が多くなかなかきれいに見えること は少ないといいますが、この日はきれいに晴れ渡り、湖面に空 が写ってきれいなブルーとなってました。 バカチョンで撮ったのに絵葉書のよう(自画自賛)。 景色を堪能し今度こそ旅館へ。途中に硫黄が吹き出す硫黄山と いう観光名所がありましたが、ここは明日行くことにします。 川湯温泉は、地元の誰に聞いてもいい温泉だというので楽しみ。 でも、着いてみると大きな旅館はみんな閉鎖されてました。 まだここまで景気は戻ってないようです。 町はずれの旅館に到着。テレビで紹介してた旅館で、ここは 元気にやってるいるようです。 家内はコスパが高いのでカップルプランで予約したそう。まあ60 過ぎてもカップルには違いありません。 お風呂は大浴場のほかに、無料の貸切露天風呂と混浴露天風 呂があり、貸切露天風呂が空いてるというので、早速一人で入 りに行きました(家内は一緒に入るのがNG)。 この旅館のお風呂はすべて源泉掛け流し。硫黄の臭いがする いいお湯でしたが、貸切露天風呂は塀に囲まれてて眺めが・・・ 洗い場がないので、改めて大浴場に行きました。ここの露天風呂 も塀に囲まれ景色が描いてありました。う~ん。混浴の眺め、 いや違った、混浴風呂からの眺めはどうなんだろう。入っていた 人に聞くと「言葉わかりませーん」と。こんなところにまで中国の 人が来てました。 帰りの途中混浴の入り口があり、誰も入っていないようなので 行ってみることに(男だって混浴は恥ずかしいです)。脱衣所か らそーっと覗いてみるとやっぱり無人。思いっきり一人で堪能 できました。ここの露天風呂が一番良かったです。 風呂場にはサウナと岩盤浴もあります。サウナはあまり好きで はありませんが、岩盤浴は寝てられるから楽。専用の浴衣をも らって汗を流し、スッキリしました。 夕飯は食事処で。北海道らしい食材でなかなかがんばった料理 でした。でも、土曜日というのにお客さんは少ないようです。 明日はサロマ湖経由で網走へ。 廊下に埋め込まれた摩訶不思議なオブジェ。 やっぱり長くなりました。なんとかあと1回でまとめたいと思いま すので、もうちょっとお付き合いください。 ]]>