鯉の洗いと鰻重を注文。他の3人は日本酒を頼んだので、私 も割り勘負けしないように白焼きを頼みました。 鰻は愛知県産だそうですが、まわりはカリッと中はふっくら で絶品。白焼きも柔らかくて最高でした。 我々が食べ終わる頃、まだ11時というのに広い店内は満席。 外で待っている人までいました。この店は大繁盛なのに近隣 の鰻屋さんはガラガラ。この差はいったい何なんでしょう? なぜ成田の鰻が名物になったかというと、むかし江戸から成 田山まで歩いてお参りに来た人たちに、精をつけてもらおう と霞ヶ浦で採れた鰻でもてなしたのが始まりだとか。 やっぱり古い参道はおもむきがあります。 新勝寺の境内には11月末だったので七五三の子供もチラホラ。 あれ?七五三って神事じゃなかった?そのうちハロウィーン 祈願とかも始まるかも・・・ 新勝寺の裏には広い公園があり、時間があるので散策しま した。 アップダウンがきつくて疲れ門前の喫茶店でコーヒーブレイク。 昔ながらの店構えで、意外と言ったら失礼ですが美味しいコーヒー でした。成田から潮来まではすぐ。市内の酒蔵に向かいます。 見学できる酒蔵は以外にこじんまり。 さっそく案内してもらうと、工場の中には大きなタンクがいく つも並んでました。蒸した米に麹を加えて発酵させるタンクは、 息をしてるので蓋をしてないとのこと。仕事がら、ゴミとか虫 とか入らないのか聞くと「絞りカスの中に結構入ってますよ」 と明るく答えられてちょっとビックリ。アルコールだからいい のかなー?たぶんそうなんでしょう。 見学が終わり、売店でお待ちかねの試飲。少しづつですが、 次から次へと出されるままに飲んでます。以前ワイン工場に 行った時など、追加料金を払ってまで試飲した連中です。 でも試飲したからには、頼むから買ってって。 見学時間より長い試飲が終わり、今晩の宿へ。 潮来の簡保の宿は川沿いの高台にあります。駐車場はほぼ 満車。さぞ部屋からの景色はいいだろうと思ったら、前に高 い雑木があって景色が見えません。まあ、お酒飲んじゃえば どうせ景色なんて・・ 部屋も大浴場も予想以上にきれいでした。とくに浴室は最上 階にあり、ここからはきれいな景色が眺められます。温泉は 皇居のお堀のようなよどんだ緑色。でもいいお湯でした。 夕方やっと全員そろい、さっそく部屋で宴会開始。それから 食事となりました。 1年に1度なので豪華料理にしたら、食べきれないほどの料 理。パンフレット通りにウソ偽りなく出てきました。簡保の 宿も努力してます。日本酒は小瓶しかないので、許可を得て 売店で買って持ち込み。じいさまになるとずうずうしい。 みんなが着てるのは浴衣じゃなくて作務衣。他のお客さんが 不思議そうに見てましたが、申込用紙に作務衣の用意がある というのを優秀な幹事は見逃しませんでした。だって、浴衣 で寝ると、はだけて朝みんな凄い恰好で寝てるのです。 昨年大病し酒がまったく飲めなくなったという友人が、今年 は全快したと言ってグイグイ。だいじょうぶかなあ。 みんなも「最近飲めなくなった」と言いながら、5人で生大 ジョッキ7杯、日本酒中瓶3本、小瓶1本、ビールロング缶6本 飲みました。この人たちの肝臓はどうなってんでしょう。 きょうは最高の天気で、予定どうり飛行機も着いたし、駐車 場に車も停められたし、目的の店で鰻も食べれたし、日本酒 飲んで満足したし、幹事としてはすべて予定通りで大満足。 ところが、翌日の朝大事件が勃発。それは・・・ つづく ]]>