船はビニールの覆いがかかっていて寒くはありません。船頭 さんはお年寄りの女性でしたが、元気よくスタート。 広い利根川を横断し、水郷に向かいます。いつも混んでるの かと思ったら、6月のアヤメの季節がピークで、今頃は空いて いるのだとか。 水郷に行くには水門に入って水位を上げなくてはなりません。 陽気な船頭さんはスエズ運河と同じと言ってました。 まあ、システムはたしかに・・・ このあたりの陸地は沢山の水路で孤立し、むかしは舟でしか行 き来できなかったそうです。水路を渡る橋が12あるので「12橋 巡り」というタイトルが付いています。 ここら辺はよく撮影でも使われるそうで、垣根もきれいに刈 ってあります(仕事がら見る所が違う)。でも、こっち側はど うやって・・・ このアヤメ2株がここら辺のアヤメの元祖。川に種が流れて 徐々に増えていったんだそう。 前にきたとき確か営業していた売店。私がふざけて「これは 川の駅ですか?」と聞くと、「ウォータードライブインです」と オチャメに返してきました。この季節は閉店だそうです。 川幅が広くなると、川の両側で釣りをしている人がけっこう いました。船のエンジンに驚いてか、水面のあっちこっちで 大きな魚が飛び跳ねてます。でも、あまり釣れてる様子はあ りません。 船頭さんは、あの魚がぶつかると船が傷むと怖がっていまし たが、イヤイヤ、さっきから狭い水路であっちこっちドッカン ドッカンぶつけてましたよ。 50分のコースで再び船着き場に到着。 そこからアヤメ園まで歩いて行きましたが、いまはただの枯 草の公園。やっぱり6月に来るべきですね。 楽しい船旅ですっかり今朝のことを忘れてました。彼は大丈 夫かな? まあいいや、次は本命の鹿島神宮です。 家内に「長い!」と言われたので、すいませんがまた「つづく」 にします。 ]]>