ドローン参上

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TUKUEDSC_0640 (2).JPG 組み立てるとこんな感じ TUKUEDSC_0640 (1).JPG 操縦はリモコンのコントローラーでしますが、映像の確認 や各種設定にはスマホが不可欠。簡単な操作方法は添付さ れてましたが、詳細はダウンロードしてくれと。いまどき ですね。でも初めての経験だし、万一暴走したら危険なの で、説明書はしっかり読みました。よくわからないけど。 機体とコントローラーに充電し、スマホに専用アプリを ダウンロードすると準備O.K。早速外に持ってくと、機体 が勝手にGPSとの連動を始めました。スゴイ! スイッチを入れると自動で浮き上がり目の前でホバリング。 スマホに私が映ってます。スゴイ・スゴイ! inari(2).JPG さらにスイッチを倒すとグーンと高度が上がり、映る下 界がどんどん小さくなりました。スゴイ・スゴイ・スゴイ! GEKAI1483416583618.jpg 飛んだはいいけど、着陸の方法はどうするんだっけ? 目の前まで降りてきて浮いてるけど、着陸の仕方がわか らない。目を離して説明書も見れないし・・・非常手段 で足をむんずと捕まえたら、うなりをあげて鳥みたいに 必死で逃げようとして。逃がしちゃ大変とこっちも必死! 急いで機体のスイッチを切ってセーフでした。 あとで説明書を読むと、着陸の方法は簡単でした。 少し操縦に慣れて、長屋門をくぐろうとしたら扉に激突。 大参事の2秒前。機内カメラの映像です。 プロペラが折れましたが、スペアが付いてたから大丈夫。 NAGAYADJI_0001.JPG しかし、どうもスマホに出る情報や画面がおかしく、 説明書通りの飛行が出来ません。そしてついにスマホと コントローラーの接続が不能になりました。なんで? 休み明けに、都内の販売店に持っていきました。 オタクっぽい二人が親切に1時間ぐらい見てくれました が、結論はスマホとコントローラーの相性が悪いと。 えっー! 私のスマホはドコモですが、メーカーの推奨はiPhone なんだそう。そんなー。中古で買っても数万円するし、 だったら上級機種を買えばよかった。 しばらく悶々としてましたが、ある日長男にその話をす ると、使わない前のiPhoneがあるからとくれました。 いままで与えるばっかりでしたが初めて息子に感謝です。 それを持って正月休みに実家へ。 今度は表示もちゃんと出て、飛行も順調にできました。 安定した飛行はGPSとマイコンのおかげだそう。 画面に高度が表示され、150m以上に上がると警告が鳴り ます。規則(航空法?)でそれ以上は禁止だそう。 この機種の行動半径は500mですが、上級機種は2キロも。 そんなに遠くまで飛んで大丈夫かな。 コントローラーとiPhoneを合体させるとこんな感じ。 KONNTORORA172.JPG 高度を上げても定位置に留まっているので、カメラを水平 に向けて機体を回せば360度の景色が見れます。 SUIHEI1483416884959.jpg 写真もムービーもスイッチの切り替えでOK。シャッター スピードとかも調整出来ますが、もちろんそこまで使いこ なせません。私のはズームはきかないけど、あまりはっき り撮れると悪用する人もいるのでは。 右上が薬師堂、右下が観音堂、左上が宇津家の墓地です。 18代中、こんな上から見たのは私だけ。 haka1483454079012 - コピー.jpg 夏に実家から鬼怒川の花火がちょこっと見えるのですが、 これだったら上空からきれいに見れるかも。いや、お祭り のときもいいですね。 スマホのリアルタイムの画面を見ながら操縦も出来ます。 そういうレースもあるのです。でも、高い木や電線がある ので、機体を目視してないと危険。 空中から薬師堂を撮影。30年前の夢が叶いました。 屋根の形が四方から見ても同じというのがわかります。 正面 YAKUSHI1483454061128.jpg 東側 YAKUSH21483454024280.jpg 自撮りも出来ます。 JIDORI1483416841673.jpg 飛ばしちゃいけない場所は決まっているようで、都心で はまず無理でしょう。こんなとき田舎があるといいです。 バッテリーは20分ぐらいもつので、敷地内の雑木林を 探検したり、雑草の管理にも使えそう。長屋門も通り抜 けれるようになりました。 調子に乗って遠くまで行くと、帰りの方向がわからなく なることがあります。そんなときは、「リターンホーム」 という便利な機能が。そのボタンを押すと、自動で離陸し た地点に戻り着陸するのです。これがあれば迷子になる こともないでしょう。そうそう、バッテリーが無くなって も自分で帰って来るんです。 さて、以外に賢いこの機体はどこ製でしょうか? 正解は中国ですが日本のメーカーが中国に作らせてるの ではありません。じつはドローン市場の70%は中国の企 業で、中国はドローンの先進国なのです。機体の振動に じゃまされずに、きれいに写真が取れるのがノウハウだ とか。もっとも、部品の半分ぐらいは日本製という話も。 形にこだわらなかったのも成功の秘訣でしょうね。 冒頭に書いたように、ドローンはいろんな利用法があり そうですが、悪いことに使おうとする人もいるかも。 最新のニュースで、テロで痛い目にあったフランスでは、 テロリストの操るドローンを捕らえるのにタカを訓練し てるそうです。捕まったドローンは、やっぱり全速で逃 げようとするかな。 それはさておき、数十年越しの私の夢が叶い、工場や薬 師堂の空撮が出来ました。長生きはするもんです。 ]]>

年寄りの冷や水・・いや、雪