地面に書いてあるのは時刻表。だんだん期待が高まります。
これが入口
チケットを買って中へ。スイカが使えるのはさすがです。
順路がわからずちょっとウロウロしましたが、右奥に実車
の大展示場が見えました。ここには昔の客車から電車、蒸
気機関車から電気機関車まで数十両が展示され、よくテレ
ビでも紹介されててます。
鉄道マニアほどではないですが、懐かしい車両にそれぞれ
思い出があります。
昭和中期の省線電車。いまの山手線や総武線で、国鉄にな
る前の鉄道省の管轄だったころの呼び名です。
床が木でコールタールが塗ってあり、塗り替えたばかりは
臭いのなんの。でも、こんなに小さかったんですね。当時
のラッシュは、いまと比較にならないほどの地獄でした。
むかしは蒸気の煙の汚れが目立たないように、客車の色は
茶系のぶどう色でした。
冷房なんてなかったから夏は窓を開けっ放し。トンネルに
入ると黒い煙が車内に入って大騒ぎでした。
なつかしい客車内。垂直の背もたれは、いまのシートに比
べたら拷問です。
私が小学生のときの修学旅行は大阪で、まさにこの椅子。
夜行列車で8時間ぐらいかかったでしょうか。しかも冬で
スチーム暖房が暑く、眠れずにみんなデッキにいたのを覚
えています。
その後蒸気と入れ替わった電気機関車も同色となりました。
こどものころ、「カッコイイ」と思った流線型の電気機関車。
このころから電化が進み、煙の汚れもなくなったので、色
も映える青に変わってきました。
北海道から乗った、思い出のある北斗七星(の同型)。
客車の色が変わるにつれ、機関車もブルーになりました。
これは、東京~大阪を6時間50分で走ったこだま号の改良型。
こだまはビジネス特急とうたってましたが、その前は特急
列車でも8時間10時間かかったので大躍進です。
見覚えのある蒸気機関車。
万世橋の交通博物館にあったような。
見るのが珍しい新幹線(旧型)の連結器。
出たり入ったりしてデモストレーションしています。
この蒸気機関車は、ターンテーブル風の台に乗ってます。
後でこれが実物通り回転すると知り(1日2回)、見逃し
て悔しがることしきり。
新築になった隣の建物には新幹線が展示されてましたが、
やっぱり国鉄時代の車両の方がノスタルジーがあっていい
ですね。
つづく]]>