相変わらずコロナの問題は深刻な状況です。

東京に緊急事態宣言が出て期限まで半ば過ぎましたが、朝夕
の通勤者数は劇的には減らず、週末の渋谷や新宿・浅草など
の人出を見ると、明らかに昨年５月の緊急事態宣言下の状況
とは違うようです。

テレビでは、毎日、朝・昼・夕と、どのチャンネルのワイド
ショーもずっとコロナの話題をやってます。東京の感染者数
はニュース速報でも流れ一喜一憂。
コロナの危機を知らしめることは重要ですが、こう連日連夜
ずーっと流れているとかえって慢性化してくるし、気持ちも
落ち込んで来ます。とくにテレワークしてるときは。
だからお昼は、ホッとするテレ東の「昼めし旅」を見ながら
ランチを食べてます。

やっと日本でもワクチン接種の話が出てきました。
まずは医療従者からということで、調剤薬局をやってる友人
たちのところに「受ける・受けない」のアンケートが来たと
いうからいよいよ現実味を帯びてきました。でも、受ける手
順とか、どのメーカーのワクチンだとか、具体的な話はまだ
だとか。厚生労働省の認可がまだのようですからね。

医療従事者が終わると次がわれわれ高齢者と疾患を持つ人で、
一般の人まで回るのは６月ぐらい？まあ、政府は意地でも
オリンピックまでに済ませたいところでしょう。でも、接種
は任意なので、拒否する人が多いと意味がありません。

一番の心配は副作用ですが、ヨーロッパの状況を見ていると
多少の発現はあるようですが、インフルエンザの予防接種で
も副作用はありますから。副作用が２年、３年後にどうなる
かわからないという人もいますが、われわれ高齢者は受け
ないリスクの方が大きいかも。

予防接種がなかなか進まないのがフランスで、昨年いち早く
始まったものの、12月末の時点でドイツが13万人受けたのに
対し、フランスではたった430人だったというから驚きです。

その原因に、医療に対する不信や物流問題があるというのは
わかりますが、「取り敢えず政府のやることに反対する人た
ちが沢山いる」というのは国民性でしょうか。