コロナの東京都の感染者数は、昨年末ごろには100人を切り、もう
すぐ収束かとGotoトラベルの話まで出てきていましたが、年が変わ
るとオミクロン株が猛威を振るい、あっという間に5000人近くに
なりました。ただ、デルタ株より症状が軽いというのが救いですが。

 

でも「オミクロン」なんて、誰がそんなかわいらしい名前を付けた
のか。調べてみると、予想はしてましたが、ギリシャ文字の15番目
の文字(Ο)だそうです。まあ、アルファ・べーター・ガンマ・デルタ
ぐらいなら聞いたことはありますが、オミクロンなんて初めて。

 

最初は武漢ウイルスとか呼ばれ、その後イギリス株、インド株など
とも言われてましたが、その国への偏見を避けるため、WHOが
ギリシャ文字にしたのだとか。余談ですが、証券会社の人が、最初
インド株と聞いたとき、インドの株式と混同して紛らわしかったと
言ってました。

 

ところで、新種のコロナは12個見つかっていますが、なぜ13番目の
ニュー、14番目のクサイを飛ばしたかというと、ニューは英語の
new(新しい)と混同しやすく、クサイは英語でxiと表記し、これを
姓にする人が多いので飛ばしたそうです(なんてお呼びするのかな)。
また、中国の習近平国家主席の習が英語表記でxiなので、忖度した
なんて話も(朝日新聞EduDより)。

 

さて、コロナに感染しても無症状の人がいますが、それは若者だけ
かと思ったらなんと65歳以上の人も多いのだとか。これは初耳です。
心配になって、念のためPCR検査を受けてみることにしました。

 

いま都民は無料で検査出来るそうなので、ネットで検索してみると、
その対象の医療機関や薬局のリストがズラッとありました。

 

薬局に電話して聞いてみると、店頭で並んで予約表をもらい、指定
された時間に行って唾液を採取し、結果は３日後にわかるのだとか。
池袋にある医療機関は、ネットで予約でき、結果は翌日わかるそう。
う~ん、こっちかな。

 

予約状況を見ると、５分刻みで受け付けていて、けっこう空いて
ました。都民でなくても1900円ぐらいで受けられるみたいです。
前は指定の医療機関に並び、１回１万円以上はしたみたいだから、
ずいぶんハードルが下がりました。

 

当日、携帯の地図を頼りに行ってみました。病院かと思ったら検査
専門の小さな店舗。並ぶことなく受付をし、容器を受け取って唾液
を採取。でも歳のせいか、規程量の唾液がなかなか出なくて苦労し
ました。その間、ものの15分。

 

結果は、翌日中にネットのマイページに表示されるとのこと。
若干心配でしたが、15時には陰性の結果が出ました。よかったー。
でも、都民は無料で受けられるとはいえ、自分でネットで調べない
とわからない。もうちょっとPRが必要です。

 

ところで、もう老人なので３回目のワクチン接種券が来ました。
今回は日時も場所も指定されてます(変更は可)。
でも、２回モデルナを受けた人は、区の指定では３回目もモデルナ。
自分で地域の医療機関を予約すればファイザーを受けることも出来
るようです。