消えた携帯 妻編

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前に一度書きましたが、以前、実家から少し離れた所に住む義理の
妹夫婦と夜食事に行ったときの話です。

 

食事が終わって実家に戻ると、妻のまた携帯がないが始まりました。
電話をしても着信音が聞こえず、車の中にもありません。
どこにも寄らずに帰ったので、どうせ店に忘れたのだろうと。

 

翌日、店に電話したのですが、店内にはなかったとのこと。念の
ため駐車場まで探してもらいましたがありません。さて、面妖な。
当時はまだ携帯を探すサービスがなかったので、どこで消えたのか。

 

取り敢えず使えないように電話会社にロックしてもらい、保証
サービスで新しい携帯に替えてもらうことに。ただし、警察に紛失
届けを出さなくてはなりません。高根沢町には警察署が無いため、
隣のさくら市の警察署まで行って手続きしました。

 

その後新しい携帯が届き、そんなことも忘れたころ、私の携帯に
見知らぬ局番から電話がかかってきました。電話に出ると、さくら
市の警察署からでした。一瞬訳が分からず、なにかやったかなと。
すると妻の携帯が見つかったので取りに来てほしいとのことでした。

 

警察署まで遠いし、もう新しいの買っちゃったしなあ。
「取りに行かないとまずいですか?」と聞くと、「そりゃあ・・
そうですねえ」と言われました。まあ当然です。

後日警察に取りに行って話を聞くと、なんとうちの工場の前に落ち
ていて、うちの社員が届けたとのこと。?????

 

工場でその話をすると、「そういえば・・・新聞配達の人が門の前
で拾い工場に持って来たので、駅前の交番に届けてくれたそう。
夜帰って来た時、妻が門を開けるときに落としたのでしょう。
私もまさかと思って工場には言ってなかったのです。

 

ウソのような本当の話でした。

 

 

 

消えた携帯 自分編