消えた携帯 自分編

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忘れ物のブログを書いてからだいぶ時間が経ちました。
じつは、それを書いた直後に重大な忘れ物をしてしまったのです。

 

実家から東京に帰るとき、途中で携帯がないのに気付きました。
も、確かに持って玄関を出た記憶があるので、慌てず騒がず、妻が
の携帯に電話をしました。でも着信音は鳴らず、バイブレーション
音も聞こえません。あれ?おかしい。
車を停め、いつも落ちてるシートの下も探しましたがありません。
実家に置いてきた?いや、そんなはずは・・

 

実家からだいぶ離れた場所まで来てましたが、取り敢えず戻ることに。
道すがら、出かける前に何をしていたか思い出してましたが、どう考え
ても携帯は持って家を出たはず。いや、もしかしたらほんとにボケた?

 

実家に着いて、玄関、居間、トイレを探しましたが、やっぱりない
電話をかけても着信音が鳴りません。どこにも寄っていないのに・・・
あと考えられるのは、車の屋根の上に置いてどこかで落としたか
悪い癖で、手が塞がってるときに荷物をちょっと屋根の上に置いてし
まうことがあるのです。以前、トランクの上に財布の入ったポーチを
載せたまま、数キロ走ったことがありました(奇跡的に落ちる前に発見)。

 

その時妻が、携帯の捜索サービスで探してもらったら?と言いました。
そんなサービスに入っていたかな?
早速電話をすると、オペレーターにつながる前に、この通話は録音さ
れてるとか、メールでの問合せはどうとか、と長いメッセージがあっ
て、急いでいるからイライラします。

オペレーターにつながると、本人確認の後、そのサービスに入ってい
ることがわかりました(それさえも忘れてる)。探してもらうとすぐ見
つかり、その周辺の番地を教えてもらいました。ネットで番地を調べ
ると、実家から3キロぐらい離れた場所でさっき通った道の反対方向。
誰かが拾って持って帰ったのか?となると面倒なことになりそうです。

 

取り敢えず車に飛び乗り、ナビを頼りにその住所へ。そこは信号の
る小さな交差点で、家が3件ほどありました。この住所から50m
圏内にあるとのことで、さて、一軒一軒訪ねて聞くしかないか・・

 

と、そこへ偶然駐在所のミニパトカーが来て信号で止まりました。
この辺じゃパトカーなんてめったに見かけないのに、ほんとに偶然です。
反射的に近寄って「すいません、携帯の落とし物の届けはなかったで
しょうか?」と聞きました。いまのいまだし、まさかと思いましたが・・
すると、なんと「いま届けがあって駐在所にて向かうところです」と。
えっ!ウッソー。そんな偶然あるのでしょうか。

 

パトカーに付いて駐在所に向かうと、一人の男性が外で待ってました。
自転車で走ってて見つけたとのこと。拾った場所を尋ねると、さっき
帰ろうとして通った所ですが、実家からは2キロぐらい離れています。
そこまで屋根の上から落ちなかった!なんと卓越した運転技術でしょう。

 

携帯の裏は写真の通りヒビだらけですが、表は無事。電話もネットも
LINEも出来て、なんとも丈夫なこと(だから見つかったのですが)。
この携帯はAQUOSですが、さすが「目の付け所?がシャープ」。

電話は使えますが手が痛い。すぐに買い換えました。

 

さっき調べてもらった場所は、その人が駐在所に届けに行く途中だ
たようです。それにしても、都合よく歩道の方に落ち、自転車に乗っ
た人が発見し(車だったら無理)、わざわざ届けてくれたのが幸いでした。                                                         それに、めったに見ないパトカーが、たまたま信号で止まったという
のも奇跡です。

 

これが時間がずれてたら、たとえ拾って届けてもらったとしても、携
帯は駐在所からずっと離れたさくら市の警察署に送られ、手元に戻る
のは数週間後です(前に経験済み)。
失くしても補償サービスはありますが、データーのバックアップをと
ってないから復元するのは大変だったでしょう。
妻はお薬師様のご利益だと言っております。

 

その警察署に妻の携帯が届いたお話は次回。

一雨ごとに雑草が・・