先日長年お世話になった損害保険代理店の社長の葬儀に行きました。
私が免許(当時の軽免許)を取ったのが16歳で、それ以来55年近い
付き合いでした。むかしは車の性能が悪く(イや腕かも)、けっこう
事故にあってお世話になりました。
かっぷくがよくて汗っかきで、いつも汗を拭き拭き、遠い事故現場
まで行ってくれたり、嫌な相手と交渉してくれたり、親身になって
面倒を見てくれました。
時代と共にいろいろ制度が変わり、代理店の手続きも複雑になって、
その上 のI T 化。年寄りがついていくのは大変だとこぼしてました。
一時、生保の代理店をやっていたこともありました。
生保の担当と言えば、当時は「日生のおばちゃん」というぐらい
ほとんど女性でした。
保健会社から、何かの記念でショーに招待されたとき、周りは
クライアントと担当の着飾ったおばちゃんばかりなのに、こっちは
汗びっしょりのオジサンと私。もの凄い違和感でした。
最近は息子さんに継がせ、一線を退いていたようです。
いまや保険もネット時代。安い安いと言うので一時はネットも考え
ましたが、オプションで弁護士費用や代車費用などを含めると、
そんなに普通と変わらない。
それに、やはり身近に起こる自動車事故なので、顔のわかる代理店
にお願いする方が安心です。
お得な情報も教えてもらえます。
ゴールドの免許書だと保険料が安くなるのは知られてますが、家族
の中で年齢が若いゴールド保持者を車の使用者にすると、更に保険
料が安くなるという裏ワザを教えてもらいました。むかしは、若い
人ほど保険料は高かったのに、逆転したのは昨今の高齢者の事故多
発の影響でしょう。
あと、月々2百円で写真の小さなセンサーをダッシュボードの上に
置いておくと、事故の衝撃を感知して保険会社に知らせ、保健会社
から電話がかかってくるシステムも教えてくれました。事故が起き
るとパニックになるので、妻のために入りました。それと、毎回
運転を評価し、優良だと翌年の保険料が安くなるのだそうです。
いくら通販が安くて便利でも、やっぱり情報と信頼
はフェイスtoフェイスです。。