11月の恒例行事

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毎年11月は、地元の高根沢小学校5校の4年生が宇津薬師堂や史料館
の見学に来ます。教科書の副読本にうちの歴史が載っていて、見学は
社会科勉強の一つになっているのです。
私も一部史料館の案内を受持ったので無事に終わってホットしました。

 

生徒数は地域によってバラバラで、4年生全員で7名の学校から90名
の学校まであって様々です。

史料館の説明はだいたい40分かかります。一度に案内できるのは15名
が限度なので、生徒の多い時は1日6回説明しなくてはならず、後半
になるとだんだん口が回らなくなってきました。

 

生徒も、一番前で真剣に話を聞いてノートにギッシリ書いてる子、
おしゃべりしながら書いている子、まったく聞いてないでノートが
真っ白な子と様々。一生懸命ノートを書いてる子がいると、次の
コーナーに移りづらいです。

 

おもしろいのは、江戸時代の救命丸の1粒の値段を当てさせるとき。
生徒「千円!」、私「まだまだ」、生徒「1万円!」、私「もっと」
と言うと、次は必ず「百万円!」と飛躍するのです(正解は5万円)。

見学の後にテストをする学校があるらしく、ある父兄から「パンフレット
失くしたのでもらえませんか?試験があるので。」と電話がありま
した。私が問題作りたい。

 

全校とも町所有のバスで来るので、運転手さんとは顔馴染み。
入口の松の説明をしているとバスから降りてきて「いろいろな場所に
行くけどこんな立派な松は見たことない」とウンチクを。
今度、代わりに説明してもらおうかな。

 

最後の組になるとだんだんグッタリ。でも、帰り際に「楽しかった!」、
「おもしろかった!」と言ってくれると、説明のしがいが有ります。

残念至極