連休の谷間に、宇津家のルーツを知っているという、歴史作家の先生に会 いにいきました。宇都宮在住の島 遼伍 先生という方で、特に栃木県にま つわる歴史の研究をされ、「転生 那須与一」とか「戦国関東名将列伝 」 など、数々の著書があります。私の長男がある会合でお会いし、今回お話 を聞かせていただけることになりました。 場所は宇都宮市内の明治屋という料亭。4時半からお会いして、食事の前 に二時間ほどお話を聞きました。とにかく歴史に詳しい先生で、その話の 内容に圧倒され、あっという間に時間がたってしまいました。宇津家のルーツ の話は詳しくはまた別の機会にしますが、簡単に言うと、下野の国(いまの 栃木県)の領主、宇都宮家の家系にたどり着くそうです。 先生に紹介された老舗の料亭です その後、食事をしながらお話をしていると妙にうまがあって(趣味が一緒) 、 近くのご自宅にまで招かれ、気がつくと10時半を過ぎてました。 連休後半の一日は、書院前の松の手入れ。先日改めて松の手入れの仕 方を教えてもらい、いままで大きな間違いをしていたと気づきました。残さ なくてはならない新芽を切っていたのです。 まっ、いいか。 松にも種類があるので、切り方も工夫が必要です。でも、だいぶ手慣れて きたでしょ? いつものパターンですが、このボサボサが・・・ こんな感じ。切った枝葉の処理も大変です 5月は花も綺麗です。大手まりに・・・ 小手まり その他もろもろ・・・ 庭仕事も飽きたので、連休の1日は、遊びに来ていた3男も連れてドライブ 出かけることにしました。実家から1時間圏内に、日光・塩原・那須といった 観光地がありますが、連休中に行くのは無謀です。われわれは、観光より もドライブが主。そこで、4号線を通らずに、那須塩原の千本松牧場まで行っ てみることに。まあ、そこ何する訳でもありませんが・・・ といっても、さすがにそれだけではつまらない。途中、馬頭温泉で日帰り入 浴をすることにしました。あとは、工場にあったるるぶの「那須烏山」特集か ら、烏山のヤナで昼食、帰りにどうくつ酒蔵という所に寄ることに。 馬頭温泉をネットで調べ、行ったことのない八溝温泉という所に行ってみよ うかと。林の中にあって、風呂から川が見下ろせるそうです。ほんとは、こ こら辺で養殖しているふぐ料理(海水に近い温泉水で養殖してる)を食べた かったのですが、どこで食べれるのかわからずに断念。 那珂川を渡り、馬頭温泉郷へ。ナビに電話番号を入力しておいたのですが、 どうも場所がわからない。畑ばかりで、温泉らしきものは見当たりません。 電話をして道を聞き、やっと到着したのは畑の中の小さな丘。 まわりの家は農家という意外な場所にありました ひなびた感じの所で、入浴料は400円。風呂場の戸を開けると、大きな窓 が開いてる浴槽が。外は竹林で、下の方に川が・・・見えない。しかも、露 天風呂じゃないんだ・・・。後から入ってきた人も「ここ露天風呂はないんで すねー」とやはり残念そう。ネットでは、たしかに露天風呂と書いてあり、他 の人のブログにも露天風呂の話がありました。おかしーなー。 風呂からあがり、再び国道を北上。するとしだいに車が詰まるようになり、 渋滞が始まりました。こんな田舎の道で・・・。こんな時は、目的がないから すぐ進路変更。きた道を戻って、烏山のヤナへ。ここも初めて行く所です。 正式に言うと、ヤナとは川の中に作った魚を捕る足場のことで、7月ぐらい から始まります。アユ漁の解禁も6月からなので、今頃の鮎は養殖です。 まあ、解禁になってもほとんど養殖のようですが。 ここは料亭が経営しているようで、そばに斎場や結婚式場もありました。 川沿いに、鮎を食べさせる大きな施設が。 鮎の塩焼はふっくらしていてベスト3に入る美味しさでした。 私だけウナギご飯。 同施設内には結婚式場のような洋間も。ここで鮎をかぶりつくのは・・・ お腹いっぱいになったところで、どうくつ酒蔵という所に向かいました。酒を 飲まない私は別段興味ないのですが、3男が酒好きなので。場所は国道 から外れた山の中。けっこう見学者が来ていました。太平洋戦争中に戦車 工場として掘られた洞窟の中を、酒の貯蔵所として使っているそうです。 中に入るとひんやり。2400㎡の広さに10万本の日本酒が貯蔵されてるそ うで、気温十度が酒の保存にちょうどいいそうです。10年~30年お酒を 寝かしておくサービスもあるとか。 試飲もできます。酒好きのみなさんの目的はそれでしょうが、私は戦車工 場だったときに来たかった・・・ ]]>