スモークサーモンは気温が低い時にしか作 れません。なぜなら、温度が30度を越すと ただの「塩鮭」になってしまうからです。 それでも、今までのやり方では温度が自然 に上がってしまい、外でずっと見ていている のも大変でした。 そこで今回、新型の燻製器「スモー君2号」 を自作しました。 実はテレビで見てまねしたのですが、ダン ボール箱と蛇腹のダクトを買ってきてつなげ たものです。 左側の箱に材料を入れ、右側の箱でスモーク を炊いて煙をダクトで左の箱に伝わらせ、温 度が上がらないような仕組み。 箱には材料が取り出せるように扉も作って あります。 今回は、生のサーモン、鶏肉、卵、チーズを 用意。それぞれに下味がつけてあります。 待つこと数時間。器内の温度も上がらずにい い感じ。ところが、何時間たっても肝心の サーモンは生のまま。どうもダクトの位置と 長さが悪かったみたいです。 結局、役に立たない「スモー君2号」は数時間 で解体され、ご覧の様に合体(重ねただけ)させ て「スモー君3号」になりました。情けない。 自家製の利点は、ただただフレッシュな美味 しさを味わえるのみ。欠点は多々あります。 ○燻製の匂いが家中消えない。 ○寒くて家内とどっちかがかぜをひく。 ○最後はののしりあいになる。 結論からいくと、手間と費用を考えれば高級 な既製品を買ったほうがお徳です。 ]]>