土曜日は雪が降るとの予報でしたが、母の一周忌 の打ち合わせがあるので、どうしても宇都宮に行か なくてはなりません 市内で買い物をしている間に、ちらちらと雪が降って きて、打ち合わせをする会場に着いたころには、かな りの本降りになってきました。 雪の落ちてくるスピードで、積もる雪かどうかわかり ます。早く落ちる雪は水分が多いので、なかなか積 もりませんが、ひらひらと降る雪は危険です。 しかし東京では、雪が降ってきても、2~3時間で積 もることはないので、夜までは大丈夫だろうと甘く見 ていました。でも、栃木の雪は違いました。 打ち合わせが終わって外に出てみると、すでに周り は雪景色。私の車はノーマルタイヤでチェーンも持っ ていないので、かなりまずい状況です。 雪が積もった車に乗り、バイパスに出るともう渋滞 が始まっており、まったく動いていません。 急がば回れと旧道に出て、混まなさそうな道を探し ながら帰りました。 車の通りの激しい国道でさえ、すでに積もった雪で シャーベット状になっています。急ブレーキは禁物。 ほとんどの車がのろのろ運転です。 途中ミスコースをして、車の通りの少ない路地に迷 い込むと、とたんに車はスリップ。斜めに滑る車を華 麗なる?ハンドルさばきで立て直し、なんとか幹線 道路に復帰できました。 しばらく順調に走り、あと一息という所で渋滞が始ま りました。普段渋滞など起きるはずのない畑のど真ん 中。嫌な予感がしました。 のろのろ走る間も雪はどんどん降り続け、外は薄暗く なってきます。さすがに家内と心細くなりました。 この先は・・・橋を渡ると下りの先に信号があって、 その先は・・・登り坂! 悪い予感は的中しました。 徐々に視界の中にその坂が見えてくると、坂の途 中でスリップして登れない車があちこちに。 悪いことに登りきった頂上に信号があるので、途中 で止まるとアウトです。 思い切って車間距離をうーんと開け、前に車がいな くなったところで一気に登りセーフー。 冷や汗をかきました。 県道を外れ、畑の中の道に出たころは、外は真っ暗 になりました。車の通りが少ないため、雪が積もって いて超危険。ヘッドライトに照らされる道は真っ白で、 路外との区別もつきにくい状況。 何とか実家のそばまで来たとき、カーブの先に一台 の車が畑に落ちていてビックリ。 無事に着いた時は、疲れがどっと出ました。 翌日の朝の雪景色 ]]>