平成6年に発売したベビーローションは、最初は自社の工場で製造し ていましたが、丸剤メーカーが液材を作るのにはかなり無理がありま した。生産数が増えるとすぐにギブアップ。現在の会社に製造を依頼 することになりました。 群馬県にあるその工場は、東北道の館林インターが一番近いとのこ と。東北道はうちの工場に行くときいつも通るので、おおよその時の 検討がつきます。 しかし朝交通情報を見ると、東北道下りは事故で4キロ渋滞!といっ ても、そこを通過するのは一時間後。まさかそのころには事故処理も 終わっているでしょう。 ところが、東北道に入って案内板を見ると、まだ事故渋滞は解消され ず、4キロ通り抜けるのに1時間かかるとのこと。これでは約束の時 間に大幅遅刻。迷わず手前のインターで降りて、一般道を行くことに しました。こんなときカーナビの力は偉大です。しかし、みんな考える ことは一緒。インターから一般道まで大渋滞でした。なんとかそこを 通り抜け、40分遅れで目的地に到着しました。 その会社は大手化粧品メーカーのグループの1つで、創業者の相談 役に出迎えていただいて感激です。しばし歓談の後、工場の見学を させていただきました。化粧品メーカーの工場見学は初めてでしたが、 その衛生管理は予想以上に厳格で、確かな品質管理で安心しました。 ローション、クリームからフェイスマスク、リップクリームまで、いろんな 化粧品が作れるそうです。 工場見学を終えた後、相談役、社長を交えてお昼をごちそうになり、 あっという間に時間が過ぎ、予定の時間になってしまいました。これか ら東京に戻って卸の展示会に行かなくてはなりません。 上りは順調に進み、今度は予定よりも早く着きました。 展示会は、メーカーがブースを出して、得意先に新製品などを紹介す るものです。今回うちは出店してませんが、会場を回ると顔見知りの メーカーがたくさんあり、いろいろな試供品をもらっちゃいました。 3時から閉館の5時までいましたが、朝からハードな1日でした。 ]]>