お子様のかぜや夜泣きは昔も今も変わりませんが、最近増え てきたのは、生活習慣病(成人病)とストレスです。生活習慣 病は、肉食・ジャンクフード・糖分の摂り過ぎが主な原因です が、ストレスは環境の変化が大きく影響しています。 ○ストレスの原因は・・・ 1.入園、入学の環境の変化 保育園・幼稚園・小学校に入り、いつもと違う環境におかれる。 2.友達同士のトラブル イジメまではいかなくても、プチイジメのような対応をされる。 3.塾通いで自由な時間が少ない 友達と遊ぶ時間が少ない。 4.受験のプレッシャー 親の期待が高ければ高いほどプレッシャーを感じる。 5.家庭内の問題 お子さんの前で夫婦げんかをしたり、愚痴を言ったりする。 6.ゲーム機、スマートフォンへの依存 のめり込んで孤独になる。或いは夜更かしをする。 7.ストレスを発散する場所がない。 外で遊ぶことが減っているので、身体を動かしてストレスを発 散することができない。 以上のことがストレスの原因と言われてます。とくに6は世界 的な傾向ですが、日本のお子さんの夜更かしはダントツだそう です。 ○最近のお子様に多く見られる特長は、ストレスが生じたとき、 耐える力・がまんする力が弱いこと。ちょっとしたプレッシャー にも耐えられないことだそうです。これは少子化で、兄弟との 競争がなく、大切に育てられたからかもしれません。 ○なぜストレスは身体に変調を起こすのかというと、ストレス で自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが崩れるからです。 ●交感神経は、目覚めているとき、興奮しているときに優位に なり、体内の血流を促して身体を活動的にします。 ●副交感神経は、眠っているときやリラックスしているときに 優位になって、筋肉と神経を鎮静させ、身体を休めます。 ●ストレスを受けると交感神経が優位に立ち、夜になっても興 奮状態が続いてしまいます。 ○ストレスの弊害 睡眠不足 日中のストレスや緊張、不安によって神経が休まらないと、夜 眠れなくなることが増えてきます。すると、学力低下や成長の 遅れ、食欲不振、注意力・集中力・記憶力・意欲の低下、イラ イラ・多動・衝動行為、肥満の原因にもなってきます。 ●睡眠の重要性 睡眠不足で特に心配なのは学力の低下です。スペインの大学の 研究では、睡眠時間9時間を境にお子さんの学力に差が見られ たそうです。 夜眠ることによって、免疫力や抗酸化作用、生体リズムを整え る重要なホルモンのメラトニンやセロトニンが分泌されます。 睡眠不足による学習能力低下の原因の一つとして、これらの ホルモンの分泌不足が考えられるそうです。 ○ストレスの弊害 胃腸障害 交感神経が常に優位に立つと、胃や腸の働きが弱まり、消化液 の分泌が抑えられて、消化不良や食欲不振をおこします。 ○次のような症状があったら、ストレスが原因かもしれません。 ●すぐに腹を立てたり、よく友だちとケンカする ●保育園、幼稚園に着いたとたん泣き出す ●ちょっとしたことで泣きわめく ●じっとしていられない。一つのことに集中できない ●何かにつけて反抗する ●爪を噛んだり、指しゃぶりが復活した ●夜中に飛び起きる。歯ぎしりをする ●食欲不振や消化不良をおこす ○現代ではストレスのない生活はあり得ません。また、強い人 間になるには、ある程度ストレスは必要です。 「ストレスをなくす」ことより「ストレスに強い身体にする」 ほうが大切なのです。 ○お子様のためにご家族ができること 1.家族が家にストレスを持ち込まない 2.お子様の生活リズムを変える 3.十分な睡眠と早起き 4.外へ連れて行く・外で遊ばせる 5.工作をさせる 6.深呼吸をさせる 7.スキンシップで抱きしめてあげる 8.自律神経のバランスをとる ●寝る前に入浴をさせる 徐々に副交感神経の働きを高め、眠気を誘います。 ●宇津救命丸を飲ませる。 おだやかな自律神経の安定作用により、神経のバランスを 回復させます。また体質を強壮にし、ストレスに耐える強 い心と身体を作ります。 ○宇津救命丸には、ストレスに効くという効能はありませんが、 かんむしの症状は小児神経過敏症ともいい、ストレスの症状 (不眠、イライラ、不機嫌、食欲不振)と同じなのです。 ○宇津救命丸の特長は ●合成成分の睡眠薬や鎮静剤ではありません。 ●保存剤など添加剤は使用していません。 ●続けて服用することが大切です。身体に抵抗力も与えます。 ●一ヶ月以上服用しても大丈夫です 宇津救命丸で、心身ともに健康なお子様にお育てください。 ご清聴ありがとうございました。 ってな感じです。 その後、講演時のアンケート結果をもらいましたが、30名 ほどの方が、私の講演が役に立ったと言ってくださいました。 中には、「小学4年生のお子さんがいて、大変ためになってよ かった」「社長さんが来てくれて驚いた」などというコメント もいただきました。 いま「かんむし」という症状も聞かなくなりましたが、これか らますます増えるお子様のストレスに、まだまだお役に立てる と思います。 ]]>