週刊現代からうちの取材をしたいと連絡があったのです。以前も
同誌から取材を受け記事が載ったことはありましたが、今回は
8~16頁のグラビアとのこと。後日送られてきた前の記事を見
て、思わず「マジ~!?」と声が出ました。一つは三菱財閥で一つ
が元首相の細川護煕氏だったのです。これじゃ差がありすぎ。
取材は栃木の実家でということで、記者とカメラマンが来られま
した。やはり古い建物や資料に興味があるようで、沢山写真を撮
ってました。
グラビア特集ということがまだ半信半疑。ボツになる可能性もあ
るのか聞いたところ「絶対に載ります」と言われ、掲載予定は
12月24日発売の新春合併号だそうです。でもちょっと不安。
翌日、群馬県の前橋に講演に行きました。あるドラッグストアか
ら健康フェアの中で、子供の精神不安について講演して欲しいと
の依頼があったのです。うちとしても絶好の機会。先日あった
薬剤師会の説明会の実績から(つまりおだてられ)、なぜか私が
講演に行くことになりました。
大手のドラッグなので繁華街でやるのかと思ってましたが、ナビ
のとおり行くと予想に反して住宅街の中。駐車場には車が沢山
とまっているのに、なんだか人気がありません。担当者と建物の
方に行くと、玄関の前にもそれらしい看板がなく、中は閑散とし
ています。
場所を間違ったかと思ったら案内板があって、会場は二階とのこ
と。そこには体力測定をする部屋と講演会場があり、そこそこ
人がいて安心しました。
血圧や骨密度などを測ってくれます。
主催者に話を聞くと、来場者はお店で申込みをした人限定だそう
で、だから目立った看板もなかったんですね。講演するメーカー
は、うちの他に下記の通り大手が3社。なぜうちが選ばれたのか
わかりませんが、家庭薬メーカーに声をかけたのはうちが初めて
とのこと。光栄の至りです。
他のメーカーさんの講演を覗いてみると、お客さんは4~50人
程度。中年かお年寄りばかりで、「家庭薬でできるお子様のメン
タルケア」というタイトルで、果たして何人聞いてもらえるか?
私の持ち時間になり、帰ってしまうお客さんもいましたが、お子
さん連れのお母さんが何人か入ってきてくれて30人ぐらい。
この日は2回の講演で、2回目も同じぐらいでしたが、帰り際に
駐車場でお客さん数人から「ありがとうございました」「気を
つけて帰ってください」と声をかけられ、嬉しかったです。
翌週は福島で講演。駅から営業の車で行くと、会場は大きな建物
で、沢山人が集まってきています。今回はもしかして大盛況?
一瞬テンションが上がりましたが、他に催し物があり、みんな違
う会場に入って行きました。
こんなに並んでいるのかと思ったら・・・
ここの会場は、大きな部屋の中に2つ部屋の仕切りを作り、2社
同時に講演をするのだそうです。
うちと同時は大塚製薬さんで、新製品のサンプル付きですから、
うちは圧倒的に不利です。しかも、前回の申し込みが180人だ
ったのに対し、こっちは120人というから、始まる前から嫌な
予感。
時間が近づきお客さんが集まり始めましたが、予想通りお年寄り
ばかり。みんな大塚さんの会場に行ってしまいます。これは観衆
ゼロもあり得るか?
心配していると、入口でしばらく悩んでいた女性が入ってきてく
れました。お礼を言いたい気分です。「よし、この人のために全
力でやる! 」と思ってたら、あと4~5人入ってきてコールド
ゲームは避けられました。お客さんは少なかったけれど、私の講
演をずっとメモしてくれる人がいて、講演のしがいがありました。
この日の講演は3回。2回目も同じような状態ですが、会場の都
合でマイクがないので体力がいります。講演との間に2時間以上
時間があり、控室で待っていると地方周りの演歌歌手の気分。
最終回は各社1社づつなので、お客さんも20人ぐらいはいまし
た。しかも、時間がないから資料だけ欲しいという方が8人もい
て残念!
やっと終わると疲労困憊。毎日講義している学校の先生はすごい。
ストレスについて講演をやって、自分がストレスを受けてはしょ
うがないです。池袋で家内と待ち合わせをし、古奈屋のカレー
うどんを食べました。牛乳が入ってるので味がマイルドです。
疲れた時は甘いものが必須。自分のおみやげに買って自宅で食べ
ましたが、美味しくなくてよけいストレスが溜まりました。
その翌週、ある講演会を聞きに行きましたが、100人の予定が
15人ぐらいの聴衆で、私が講演会した時より少ないでした。
3人の先生が講演しましたが、メゲる気持ちわかります。
四谷の駅前のこんな立派な会場なのに・・・
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