私もアリババは知っていて、商品を扱ってもらうのは大変
だという話も聞いていたので、突然湧き上がってきたこの
話に懐疑的でした。もしかしたらダマされてる?いや、直
前になってキャンセルになるんじゃないのかと。アジアの
そんな話は山のように聞いてます。だからブログも書きま
せんでしてました。
しかし、話はドンドン進み、日本からのライブ中継が決ま
って現実化してきました。これは大変なことになりました。
そしてそれはここ半月の間の話。まさに千夜一夜物語のよ
うでした。
アリババがうちを評価してくれたのは、商品の良さもさる
ことながら、長い歴史があるからだったようです。中国は
4千年の歴史があるといいますが、ずっと内戦が続いてた
り、国の政策がドンドン変わるので古い会社があまりない
ようです。
とってもありがたいことですが、このあとずっと、急に予
定変更になったり無茶ぶりがあったりと大変でした。
ライブ中継の際に、うちの歴史のビデオを流したいという
話になり、工場でロケをすることに。私が案内して通訳の
人が中国語に訳するとのことです。緊張する―。
撮影は、むかしだったら4~5人のクルーがマイクロバスに
機材を積んで来たものですが、今回はカメラマンとディレ
クター、通訳と代理店担当者の4人。しかも電車で来ると
いうのでビックリです。カメラも、ビデオカメラじゃなく
て一眼レフだったのも驚き。もっともインターネット用な
ので(中国ではみんなスマホ)、そんなにキッチリ撮らな
くてもいいのかも。
書院でお昼を食べながら軽く打ち合わせ。うまく出きるか
心配してると、「どうせ中国語に通訳するから間違っても
大丈夫です」と。それはそれでなんだかなぁ。
撮影場所は、史料館、薬師堂、誠意軒、推定樹齢300年の
入り口の松です。通訳するのは、若くて可愛い中国の女性
でした。こっちはただでさえ緊張するのに・・・
まずは史料館から。
私が説明して彼女が通訳しますが、なかなか堂々としたも
の。来日してまだ日が浅く、ほとんど素人だというのだか
ら驚きです。
次に誠意軒・薬師堂と案内。私が何度か言い間違いました
が、彼女が間違わない限り「はい、O.K.」。放映は5分ほ
どなのに、撮り終えるのに結局3時間ぐらいかかりました。
後日編集したのを見せてもらったら、時間が足りなくなっ
たらしく後半私のセリフが全部カットされ、彼女の中国語
だけになってました。ガックリ。
この日もかなり緊張しましたが、これはまだまだ序の口。
この後大変なことがいっぱい待ってました。
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