注射のお話 その2

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注射には、主に静脈注射、皮下注射、筋肉注射があります。今回調
て初めて知りましたが、コロナワクチンは筋肉注射ですが、インフル
エンザワクチンは日本では皮下注射なのだそう(世界的には筋肉注射)。
その違いは今回の趣旨と違うのでまた今度に。

 

ちなみに、一昨年ハチの大群に刺され、念のためにアトロピンの注射
を持ってますが、これは自分で打つ筋肉注射。まだ打ったことないけ
ど、ちょっと勇気がいりますね。外国では、コロナワクチンを薬剤師
が打ってるというて話を聞きますが、私には絶対無理。

 

一番難しそうなのは静脈注射でしょう。細い血管に針を刺すのだから。
いつも思うのは、針が血管を突き抜けたらどうするんだろう?私は血
管が細いので、いつも針を刺すのが大変です。


注射の下手な看護婦さん
(登場人物はみな女性なので)
看護婦さんでも、注射の上手い人と下手な人がいます。
むかし自動車事故でムチ打ちになり、私立の外科病院に入院していた
ことがありました。看護婦さんが数人いて、毎朝注射(静脈注射)を打
ちに来るのですが、下手くそな看護婦さんが来ると内心「あ~あ」

 

なかなか血管に刺さらず何度も失敗したり、ときには注射器を落とし
たり。その上、針が神経に触ったのか、半年ぐらい腕が痺れてました。

 

古い注射針のときも最悪です。針を何度も使うので、だんだん切れ味が
悪くなって痛いのなんの。


採血で大騒動

採血は当然血管に針を刺すので、うまくいくことを願うばかり。先日、
人間ドッグで採血したら、4回失敗されました。

 

最初の看護婦さんは、とくに新人というわけでもなさそうでしたが
1回目を失敗。「いつも腕の内側で採血してる」と言っても、そこは
神経が通ってるからと別の場所へ。で、結局また失敗。自信を無く
たのか、他の人を呼びに行きました。来たのはベテランらしき看護婦
さん。

 

しかし、なんと彼女も2度失敗。腕も痛くなってきたし、もうガマン
の限界です。1ヶ月ほど前に国立病院で血液検査をしてるし、「もう
いいです」と言って席を立ちました。

 

掛り付けの国立病院で、年に1回か2回検査の為に採血してます。
そこの採血室には10人ほどのスタッフがいますが、若い看護士でも
ほとんど失敗なんてしません。その差って経験数なのか?

 

でも、少し落ち着いて考えたら、採血しないと腫瘍マーカーの検査
が出来ません。仕方なく、もう1回だけチャンスをあげることにし
ました。そうスタッフに告げると、みんなペコペコの低姿勢です。

 

そして、ついに3人目が登場。超ベテラン風の最終兵器。それでも、
針を指す場所を迷っているので、「国立ではここに刺してます!」
と教えてあげ、やっと成功しました。来年はあなたを指名します。

 

その後、待合室で次の検査を待ってると、スタッフが採決を待って
る人に「採血室の消毒が間に合わないので別の検査から」と言って
ました。消毒って?? 注射器を5本も使ったので在庫切れ?
最近、テルモ(注射器メーカー)の株が上がったのは私のせいかな?

 

注射のお話 その1