うちの孫たちもだいぶ大きくなってきました。
妻はえこひいきと言いますが、男の子しか育てた経験がないからか、
どうしても長男の息子(唯一の男の子)をかわいがってしまいます。

 

最近、恐竜のプラモが売っているのを知り、一緒に作ってプラモ後
継者の育成に努めています。このシリーズは、骨組みから作って肉
付けするというスグレモノで、孫も夢中になって作ってました。
部品を切離すニッパーも接着剤もいらないキットですが、あえて
ニッパーの使い方を教え、うまく切れるようになりました。

ミニ四駆やガンダムなど、接着剤が必要なく、パーツが色分けして
着色する必要もないプラモがあります。ママの爪切りでパーツを切
るだと~？そんなことだから、日本人の器用さが失われていくのです。
最近は、プラモを作る商売まである始末。作る楽しさあってのプラモ
なのに。それに、むかしはナイフを使ってて指を切り、痛い思いを
して危険を学んだものです。まあ、包丁の怖さは孫も学んだと思い
ますが(後日書きます)。

 

話は戻りますが、彼はよく一人でウチに来て、「ジージは？」と聞
き、いないとわかると帰ってしまうそうです。
今年のバレンタインデーのとき私のところに来て、「バレンタインデー
は女の人が好きな男の人にチョコレートをあげけど、もし男が好き
な男の人にチョコレートをあげる日があったら・・・」と言うので、
何をカミングアウトするのかとドキッとしたら、「僕はジージにあ
げるんだ」って。え~ん(嬉し泣き)。

 

嫁から、実家に行ったとき独立心を養うために孫を一緒に泊めてほし
いと頼まれました。なぜ実家でかというと、自宅はベットで実家は畳。
寝相が悪く、ベットだと落ちる可能性があるからとのことです。

 

さて、一晩預かるとなると、退屈しないように接待しなくてはなり
ません。仲はよくてもたまにヘソを曲げるので、夜中に「帰る」と
言い出したら大変。さっそくヨドバシカメラに行き、ゲームやおもちゃ
を物色。３０分ほど悩んだ末、恐竜のスゴロクとマンモスのプラモに
しました。

当日、一家で栃木に来て、当人以外は外食して叔母の家に泊まること
に。うちは孫と３人なので、張り切ってステーキです。
「ママが焼いたのより柔らかい」とお気に召された様子でした。

 

一緒にお風呂に入り、その後ゲームをしたり、マンモスを作ったり。
恐竜スゴロクは気に入ったようで、何度もやらされました。

マンモスの製作はイマイチ気乗りせず、理由を聞くと「だってマンモス
は恐竜じゃなくて象だよ。」と。そりゃそうだけど、絶滅したら一緒だ！

 

夜も更け、気付いたら妻は別室でとっくに寝ています。
自分で歯ブラシを出して磨き始め、仕上げは私が。そう、歯は大切に
しなくちゃね。

 

いよいよ寝る時間。
どうやって寝かしつけたらいいか迷い、本を読んでやることに。
こんなこと、70年ぶりです。

 

長男(孫のパパ)が、子供のころ読んでいた「快傑ゾロリ」という長い
お話で、読んでるうちにこっちの意識が何度か遠のきました。
静かにしてるからもう寝たかなと思ったら、まだ目はバッチリです。
結局全部読み終わり、そのあと、孫が採ってきたタガメ談義となりま
した。

 

やっと寝たので私は居間へ。
しばらくプラモを作ってから寝室に戻ると、噂通りの寝相の悪さ。
かわいい寝顔を見ていて、ふと、こんなことがいつまで続くのかと
思いました。

 

追記
先日、孫娘と遊んであげたら、調子に乗ってジージの所にお泊りした
いと。いや、それは勘弁。
やっぱりえこひいきかな？