うちは夫婦でテレビ大好き人間(YouTube や映画を含め)。
いつも毎週楽しみにしている番組がありますが、先日、つい見るの
を忘れてしまいました。すると妻が「TVerで見ればいいでしょ」と。
そうだ、その手があったか。
見逃した番組が後でも見られる、便利な時代になったものです。

ビデオデッキも進化して、Wi-Fiで外出先から録画出来たり、外出
先で録画したのを見ることが出来るようになりました。でも、当然
録画をし忘れていたら見れません。
注)  TVerがあるから後で見れると思っていたら、見れない番組も
あるので要注意です。

ビデオを始めて買ったときは、なんて便利な物が出来たかと思った
ものです。その前は、せめて音だけでもと、海外ドラマの音をテープ
レコーダーで録音してたことがありました。

なにしろ、むかしは見たい番組があるときはテレビの前に陣取って
始まるのを待っていなくてはなりません。うちにテレビが一台しか
なかった時は、姉とテレビの奪い合い。それより、父がナイターを
見てたらもうアウトでした(私は昔から野球に興味なし)。

凄く楽しみにしていた番組があった時は、食事や旅行に連れてかれ
ても嬉しくない。いや、行かない！とグズったぐらいです。
旅行先で、地元新聞のＴＶ覧にその番組が載っていたら大喜び。
でも、見たらなんと先週放送されたものでした。まだネットワーク
で全国放送になる前の悲劇です。

最初の頃のビデオデッキは巨大で、VHSやβが出る前。テープも駅
弁ぐらいの大きさがあり、60分で当時１万円もしました。
もちろん私は買えず、映画を録画したくて父から使い古しを１本も
らいましたが、２時間番組の前半を録ろうか後半を録ろうか悩んだ
ものです。いまは20時間ぐらい録れるDVDが100円ぐらいで買えま
すからねえ。

そういうわけで、私が結婚した頃はまだ自分のビデオはなく、平日
の夕方どうしても見たい番組があったときは、家に帰ってからでは
間に合わないので、帰社途中のデパートの家電売り場で見てました。

最初に自分で買ったビデオデッキはソニーで、当然βでした。β方式
はテープが小型で画質も綺麗、再生も早くてよかったのですが、ソニー
が技術を公開しなかったため、VHSの連合軍に負けたようです。
ちなみに、カセットテープが同じ規格で世界中に広がったのは、開
発したフィリップス社が特許を取らなかったからだとか。